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更新日:2023年1月27日

焼津市立総合病院 内田 宗吾 先生

 みなさま初めまして、焼津市立総合病院で脳神経内科を専攻している専門研修医3年目の内田宗吾といいます。ふじのくに次世代医師リクルーターとして、みなさまに何かアドバイスをということで、私の経験になってしまいますが少しでも参考になればと思い、少し書かせていただきます。

 まず、私の経歴を簡単に申し上げます。今現在働いている焼津市立総合病院のある焼津市で生まれ、大学は浜松医科大学へ進学しました。在学中から漠然と県内の病院で働くことを考えていました。大学5年生の頃から、周りの友人の影響で県内の病院を中心に見学に行き始めました。逆にそれまではあまり考えていなかったような気がします。最終的に当院を研修先として、その後も居心地がよく約5年間当院に住み着いているような現状ですが、すごく充実した日々を過ごしています。

 研修病院を決める際に重要視したのは、一言でいえば「働きやすさ」です。病院見学に行ったときには、自分が将来この病院でどのように働いているかを想像して見学するようにしていました。具体的には研修医の先生方の表情を見たりお話を聞いたりするのが一番と思います。また、私は選択実習の際に当院を選択して実際に実習をさせてもらいました。1日ではわからない部分もあるので、このご時世ですが今もこのような制度があれば是非参考にしてみてください。

 さて、少しだけ当院の宣伝をします。当院の臨床研修のうち、他院と大きな違いがあるのは救急当直の制度であると思います。1年目は夜間のうちで比較的症例数の多い準夜帯のみの救急業務になります。入職したばかりの大変な時期、朝まで当直がないというのは、翌日の日常業務にも影響が少なく、体力的に非常に助かりました。経験症例数も十分で、症例検討の機会もあります。4、5月のうちは2年目の先生が助けてくれるスーパーバイザー制度もあります。2年目になれば普通の当直が始まりますが、1年目の先生を指導することも逆に勉強になります。着実に臨床力を身に着けることができる環境だと思っています。

 研修病院の選択というのは、みなさまにとってとても重要なことだと思います。最初の一歩を踏み出すのはなかなか不安なこともあると思いますが、静岡県では様々な意見交換会や説明会が開かれています。一歩足を出せば意外と軌道にのれることも多いと思います。我々リクルーターが可能な限りお手伝いしますので、気軽に御参加ください。未来の同僚とどこかで会えることを楽しみにしています。

 

内田先生

 

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