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更新日:2015年12月4日
市立島田市民病院の後期研修医(医師3年目)の大徳晋久と申します。
簡単に自己紹介をさせていただきます。私の出身は鹿児島で鹿児島大学を卒業後に現病院で初期研修を行った後にそのまま麻酔科医として後期研修を行っております。
静岡には元々は縁もゆかりも無い私ですが、リクルーターという立場で医学生の方々との意見交換会に何度も参加させていただいております。
意見交換会に参加される方々は基本的に静岡出身の方ばかりのため静岡に精通していない私では適切なアドバイスをすることが出来ないのではないかと思いましたが、県外出身であるがゆえに気づく静岡の良さを伝えることや静岡出身でない方に対してアドバイスをすることが出来ると気づきました。また、医学生の方々と意見交換をすることは私自身の刺激になりますし、今後も可能な範囲で参加させていただきたいと考えておりますので、もし聞きたいことなどございましたらその際には遠慮なく聞いてください。
後期研修1年目とまだまだ未熟ですが、私自身の体験から学んだことがあります。
卒業後すぐの4月は誰もが緊張とやる気に満ちており、手技的なことも大差ありませんが、だんだんと慣れ、謙虚な気持ちで取り組むことが出来なくなり、良くも悪くも適当に対応してしまうようになりがちです。もちろん、多くの業務の全てを完璧にこなすことは難しく、優先順位をつけて要点をまとめて行わなければならないと思います。
ですが、2年間の積み重ねにより当初は無かった差が、気がつけば大きなものになっています。当たり前のことですが、当初の気持ちを忘れずに常に真摯な気持ちで仕事に取り組むことが大切だと気づきました。ぜひ今後、初期研修に臨まれる医学生の方は真摯な気持ちを忘れずに頑張ってください。
さて、当院の初期研修についてですが、特徴の一つとして科によりますが、2年目には主治医として働くことになります。主治医という重圧・責任がありますが、それにより2年目になると飛躍的に成長することが出来ます。興味のある方は、ぜひ研修医の生の姿を見学にいらしてください。お待ちしております。
平成27年12月 ふじのくに次世代医師リクルーター 大徳晋久
平成27年6月の意見交換会にて
医学生との意見交換を行う大徳先生