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更新日:2025年1月24日

静岡医療センター 濱村 宏平 先生

 はじめまして。国立病院機構静岡医療センター初期研修医2年目の濱村と申します。出身地は東京で大学も日本医科大学と、静岡には縁もゆかりもない人間でしたが、静岡県医学修学研修資金をきっかけに静岡で研修医として働き始めました。この場を借りて研修を通して得た学びやアドバイスなどを医学生の皆さんにお伝えできればと思います。

 よりよい研修生活を送る上で大事なもの、それはなによりもコミュニケーションだと私は考えます。医学生の皆さんはこれから医師国家試験を突破し、大学を卒業して初めて臨床の現場に立つことになります。当然、初めて経験することに何度も出くわすでしょうし、失敗や間違いの指摘などを恐れてうまく動けなかったりすることもあると思います。もちろん私もそうでした。

 ですが、そういうときこそ指導医の先生やコメディカルの方々と話をし、自分の考えをしっかり伝えることが大事だと感じました。例えば受け持ち患者の治療方針について、「今患者さんはこういう状態にあるのでこのような治療を行いたいと考えているのですがいかがでしょうか?」ときちんと伝えることができれば、それが間違っていても先生が軌道修正してくれますし、新たな知識を得ることができます。良くないのは、黙って放置したり独断で勝手な行動をとることです。信頼関係の破綻につながりかねません。初めて働くのですから、知らないことだらけでも当然(無論知識があるに越したことはありませんが)ぐらいの心持でどんどん話して聞いていきましょう。

 同期や先輩たちとの関係も大事にしましょう。研修生活で一番近くにいる仲間です。ローテで得た学びや失敗談を共有すれば自分の研修にも活かせますし、終業後や休日に予定が合えば一緒に食事をしたりどこかに遊びに行くのも良いリフレッシュになります。初めての病院で全くの新人として働くことは思った以上に心身に負担がかかりますから、気兼ねなく話せる仲間たちを大事にして頑張ってください。

 字数制限が迫ってきているのでこの辺りで締めに入らせて頂きます。月並みなアドバイスではあったと思いますが、そんなごく当たり前のことが本当に大切なんだということを改めて強調させてください。自然豊かで住みよいこの静岡の地で素晴らしい研修生活を送られることを願っています。

 

 

 

【静岡医療センター 濱村 宏平 先生】    【静岡医療センター】

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