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更新日:2015年11月6日

ふじのくに次世代医師リクルーター 静岡市立静岡病院 清水洋佑 先生

 はじめまして。静岡市立静岡病院 内分泌・代謝内科 の清水洋佑と申します。本年、ふじのくに次世代医師リクルーターを拝命いたしました。どうぞよろしくお願いします。

 私は静岡県中部に位置する島田市の出身であり、大学卒業後に故郷の市立島田市民病院へと戻り、2年間の初期臨床研修を受けました。島田市民病院は島田市本体と同様、そう規模の大きい病院ではありませんが、研修プログラムは内科系に優れており、実践的、かつその場でのフィードバックを行う教育的な救急研修と、考えて診察、検査する力を養う一般初診外来が特徴的です。研修医は毎年6-8人程度と、互いをサポートできますが、症例の取り合いにもならず、指導の研修委員長も全員を把握できる程度の良い人数規模で研修できます。

 引き続いて、静岡県専門医研修ネットワークプログラムの糖尿病専門医プログラムに採用いただき、後期研修を開始しました。プログラム1年目はそのまま島田にて糖尿病学・内分泌学の基礎を学びました。2年目の今年は静岡市の基幹病院たる市立静岡病院にて、希少疾患、重症患者管理などの専門的な内分泌学を修練しております。静岡病院は静岡駅から程近い、駿府城址の外堀の内にある病院です。伝統的に循環器内科が強い病院であり、急性冠症候群に合併する糖尿病や、不整脈の原因となったBasedow病など、同科との合併症例をまだ短期間ながら数多く経験できました。また、当科は特に学術活動も盛んで、通常の業務をこなすだけで専門医に必要な知識、症例発表とも得ることが可能であり、専門研修に向いた病院と思います。

 さて、私は6月の静岡県主催の病院合同説明会に先立ち行われた、奨学生の皆さんとの意見交換会に参加いたしました。なかなか、何を質問すればいいかもわからない方も見受けられましたが、ご安心ください。斯く言う私もその一人でした。これは、医師になって静岡県で何をしたいかが固まる前だからと思います。現在はスーパーローテート研修のため、実際進路を無理に決める必要はありません。心行くまで悩まれたらよいでしょう。無論、専門まで決めている方は適切な研修先があると思います。しかし、迷える子羊(?)たちは、まず広く見識を深めるために、救急科を含めた診療科の揃っている、島田市民病院や静岡病院での研修は如何でしょうか。私も皆さんとこの街で共に働けることを楽しみにしております。

 

清水先生1 平成27年11月 ふじのくに次世代医師リクルーター 清水洋佑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清水先生3 平成27年6月の意見交換会にて
 医学生との意見交換を行う清水先生