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更新日:2016年5月27日

国立病院機構独立行政法人静岡医療センター 平田真則 先生

   皆さん、こんにちは。国立病院機構独立行政法人静岡医療センター初期研修医の平田真則と申します。私は当院の前身である東静病院で生まれ、当院があります駿東郡清水町で生まれ育ち、琉球大学を卒業しました。静岡県医学修学研修資金を利用させていただいたこともあり、縁の深い地元の病院で初期研修を行っています。

 静岡医療センターは450床を有し、静岡県東部地域の急性期医療の一翼を担っています。特に循環器疾患や胸腹部大動脈疾患に関しては緊急対応を積極的に行っており、地域への貢献度が高い病院であると言えます。上記以外にも、1次2次救急・麻酔科領域、がん治療、外科一般領域、総合的な内科領域など、研修医として大いに学ぶことができる病院であると思います。

 当院のもう一つの強みとして、コメディカルのスタッフとのコミュニケーションが良好であることが挙げられます。入職時当院の初期研修医は1年次2年次含めて私1人だけでしたが、同期のように切磋琢磨(実際には色々教えてもらっているばかりです)できる診療看護師さんに加え、医局秘書さん、各病棟や手術室、内視鏡室のスタッフの方々から「元気~?」といつも気にかけていただいています。心身ともに疲労がある時でも心がスッと軽くなります。また検査技師さんや放射線技師さん、セラピストさんからも各専門領域について教えていただいており、病院全体からサポートしていただいていることを実感します。

 さて、私たちが初期研修医としてどのような病院を選んだら良いのか、各方面で様々な議論がされています。来年2017年には新専門医制度が始まる予定であり、これからの変わりゆく医療情勢の中で医師としての第一歩をどのように踏み出せばよいのでしょうか。私自身、自問自答の中で研修を行っていますが、やはり答えは1人ひとり異なるのではないでしょうか。

 2016年度には新たに2人の初期研修医が入職されました。研修医数は少ないですが、その分自主性を持ち目標をしっかり定めた上で、個性に合わせた自由度の高い研修が可能となっています。

 当院は2017年に国立病院機構静岡富士病院と統合される予定で、重症心身障害児病棟と神経難病病棟が移築されます。また国立病院機構の病院間での研修も検討されています。現在よりもさらに幅広く濃密な研修が可能になると思います。

 是非一度当院に病院見学にいらしてください。交通費補助の制度もあります、お気軽にどうぞ。

【お問い合わせ】

国立病院機構独立行政法人静岡医療センター

TEL:055-975-2000

FAX:055-975-2725