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更新日:2021年1月22日
はじめまして、聖隷浜松病院で臨床研修2年目をさせていただいている浮田大貴です。学生時代に静岡県医学修学研修資金の貸与を受け、静岡県内で研修しているため、ふじのくに次世代医師リクルーターを拝命しました。
今回は、医学生へのアドバイスというテーマで寄稿の依頼をいただきましたので、私が研修医生活をどのように過ごしてきたのか、紹介させていただきます。
私は麻酔科から研修が開始となりました。麻酔科では、ルート確保や気道管理に重きを置いた研修となりました。当院では4月に2週間のオリエンテーション期間があり、4月だけでは実質2週間程度の研修となってしまうため5月も麻酔科を選択し、ある程度手技に自信を持つことが出来ました。4月の第2週目から当直業務が始まりましたが、当院の当直業務は研修医が中心となって診療に携わり上級医と相談して方針を決定していくため、自分で1度経験したことをしっかり次に活かしていくことが必要です。麻酔科研修で時間外の時間が確保でき、当直の復習をしっかり出来たことが、その後の業務を行っていく上で大きかったです。6・7月は、総合診療内科で2ヶ月研修をしました。初めての病棟管理を上級医から一対一で指導してもらえる環境で研修できたことは、非常に大きい経験となっています。次に回った小児科研修では、なかなか勉強の基盤となるツールを見つけることが出来ず、苦労しました。ただ、そんな中でも自分なりに考えたことに対してフィードバックをもらうことで有意義な研修をすることが出来ました。10・11月の外科研修では内視鏡手術の一部に携わらせていただくことができ、初めて手術の面白さを感じました。自分は整形外科に進むことを決めて研修を行っていましたが、手術に関して言えばなんとなく苦手意識があったため、手術に対する不安が少し解消されました。次には再度総合診療内科で研修をしました。一回目の総合診療内科で一緒に回っていた同期と久々に一緒に研修をして同期の成長に焦りを覚え、再度気が引き締まりました。最後に回った救急科の研修では、今まで曖昧だったERでの診療を一から指導してもらいました。このように1年目の研修を行いました。
当院ではこのような臨床研修をすることが出来ます。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。ぜひ1度見学にいらしてください。
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