ホーム > 医学生の方へ > ふじのくに次世代医師リクルーターからメッセージ > ふじのくに次世代医師リクルーター 静岡市立静岡病院 水谷 一貴 先生

  • 卒後臨床研修プログラム
  • 専門医研修プログラム

ここから本文です。

更新日:2024年10月16日

静岡市立静岡病院 水谷 一貴 先生

 はじめまして。静岡市立静岡病院の水谷一貴です。今回は「ふじのくに次世代医師リクルーター」として、医学生の皆さんにいくつかのアドバイスをお伝えしたいと思います。

 まず、医学部での学びを最大限に活用することの重要性についてお話しします。医学の知識は日々進化しています。そのため、常に最新の情報を追い求める姿勢が求められます。授業や実習で学ぶ内容はもちろん重要ですが、自己学習の時間を確保し、自分の興味のある分野を深掘りすることも大切です。例えば、専門書を読む、関連する研究論文を探す、ウェブセミナーに参加するなど、様々な方法で知識を広げることができます。

 次に、臨床実習での経験を最大限に活かす方法についてです。実習は、教科書だけでは得られない実践的な知識を身につける絶好の機会です。患者さんとのコミュニケーション、医療チームの一員としての役割、現場での迅速な判断力など、実習で得られる経験は将来の医師としての基盤を築く上で非常に重要です。実習中は、積極的に質問し、フィードバックを求めることを恐れないでください。その姿勢が、皆さんの成長を加速させます。

 さらに、地域医療の重要性についても考えてみてください。都市部の大規模病院でのキャリアも魅力的ですが、地域医療には独自のやりがいがあります。地域医療では、幅広い医療知識とスキルが求められ、患者さん一人ひとりとの深い関わりが重視されます。私は地域医療に携わる中で、多くのことを学び、自分自身の医師としてのスキルを磨くことができました。皆さんにも、地域医療の現場での経験を積むことを強くお勧めします。

 最後に、医学生としての生活を楽しむことも忘れないでください。勉強や実習だけでなく、友人との交流や趣味の時間も大切にしてください。これらの活動は、ストレス解消だけでなく、将来の医療現場での人間関係構築にも役立ちます。多様なバックグラウンドを持つ人々と交流することで、広い視野と柔軟な思考を養うことができます。

 医師という職業は、生涯にわたり学び続けることが求められる一方で、非常にやりがいのある仕事です。皆さんが医学生としての時間を有意義に過ごし、将来の医療現場で活躍されることを心から願っています。

 何か質問や相談がありましたら、どうぞ遠慮なくご連絡ください。皆さんの明るい未来を応援しています。

 

 

 

【静岡市立静岡病院 水谷 一貴 先生】 【静岡市立静岡病院】

 ichiritsushizuokamizutani

 ichititsushizuokagaikan

お問い合わせ

所属課室:静岡県健康福祉部地域医療課(本部事務局)

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2868

ファックス番号:054-251-7188