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更新日:2016年1月29日
静岡済生会総合病院外科専門研修医2年目の鈴木瑛といいます。僕は静岡県浜松市出身で、筑波大学を卒業後、地元の静岡県に戻ってきました。初期研修から現在の静岡済生会総合病院でお世話になり、いろいろなことを勉強させてもらっています。
働きながら県外から静岡市に来られた方の感想を耳にしますが、「駅前が思っていたよりも都会だった」とよく言われます。県外の方にも静岡市が人口70万人余、気候は温暖、東京・名古屋まで新幹線で1時間程度と交通の便は悪くない、人柄がよい人が多い、ある程度都会である、と非常に住みやすい土地だということをもっと知ってもらいたいと思います。静岡に来たことのない方はぜひ一度お越しください。
自分の研修時代については救急での日々が思い出されます。当院の救命センターには、様々な症状の患者さんが来院されます。研修医がファーストタッチで診察し、必要に応じて各診療科の先生に相談します。時に厳しめの指導を受けましたが、次に繋がる前向きなアドバイスも頂くことができた経験は今の自分にとって大きな財産となりました。研修を通じお互いに刺激しあういい同期にも巡り合い、静岡済生会病院での初期研修は、非常に充実していたと思います。
僕は大学在学中からぼんやりと将来は外科医として働きたいと考えていました。そして今、外科医としては2年目でまだまだ新米ですが、医師としては4年目になりました。自分より下の学年も徐々に増えて指導することも多くなりました。僕も指導医の先生に「ちゃんと見てるから、やってみるといい」と言ってもらい、すごく心強い気分になり幸せだと思いました。年次が下の研修医や医師に対し、指導できるよう腕を磨いていきたいと思っています。
静岡県は人口当たりの医師数は全国平均を下回っています。これから進路を考えている皆さんの活躍できる場面は非常に多いと思います。若手が多いと現場は自然と活気づきます。自分は今までの経験を活かし、これから県内外の少しでも多くの方と一緒に静岡の医療をもりあげていけたらいいと思っています。
平成28年1月 ふじのくに次世代医師リクルーター 鈴木瑛
平成27年12月 こころざし育成セミナー冬期フォローアップセミナーにて高校生にお話になる鈴木先生