更新日:2020年11月27日
ふじのくに次世代医師リクルーター 中東遠総合医療センター 須長 久美子先生
みなさん、こんにちは。中東遠総合医療センター研修医2年目の須長久美子です。早いもので研修医生活も二年目に突入しました。
このメッセージを読んでくださっている医学生の皆さんは初期研修先選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私が研修先を決める上で重視したのは志望科の指導が手厚いことです。
私は学生時代から小児科を志していたため、ポリクリで小児科を回った際に後期研修の先生に研修先の相談に乗っていただきました。そこで勧められたのが中東遠総合医療センターでした。6年生になって、選択ポリクリで中東遠の小児科を2週間回り、前評判通り先生方がとても優しく指導熱心であることに加えて、救急の症例が豊富であること、病院全体が明るく清潔な雰囲気であること、誰とすれ違ってもコメディカルの皆さんが笑顔で挨拶を返してくださることが決め手となり、ここで研修をしたいと考えるようになりました。
初期研修の2年間で救急でのファーストタッチが一通りできるようになりたいと考えている方も多いと思います。当院は県内では救急症例数がトップレベルであり、否が応でも救急対応に触れる機会が多いです。また1年目の最後に研修医到達度試験があり、それに合格して2年目になると、自分自身の判断で患者を帰宅させたり、1年目が診療した患者の帰宅を許可したりできるようになります。自分が診た患者には責任をもたなければならないので、同期同士でお互いが苦労した症例を共有し、一緒に勉強することが多いです。このような環境に身を置くことで、優秀な先輩や同期に追いつけるよう頑張ることができていると感じています。重症患者を目の前に焦ったり悩んだり、こうすればよかったと反省したりの毎日で、うまくいくことのほうが少ないですが、少しは成長できているのかなと思います。
最後に、働き始めてから、平日に空き時間や休みがある学生時代をとてもとても羨ましく思います(笑) 勉強ももちろん大事ですが、部活や長期旅行など今しかできないことも楽しんでください。私自身もはやくコロナが収束して、夏休みに旅行に行けることを願っています。