ホーム > 医学生の方へ > ふじのくに次世代医師リクルーターからメッセージ > ふじのくに次世代医師リクルーター 順天堂大学医学部附属静岡病院 田中 規子 先生
ここから本文です。
更新日:2024年10月3日
はじめまして。医師3年目の田中規子と申します。現在、順天堂大学医学部附属静岡病院の救急診療科で勤務をしております。
私自身、静岡県沼津市の出身で、北里大学卒業後は初期研修も順天堂静岡病院で行いました。6年間静岡医学修学研修資金の貸与を受け、地元で働きたいと考えて勤務先を選びました。
順天堂静岡病院は、大学病院としての機能と地域中核病院としての機能を併せ持つ病院と言えます。救急救命センターを持つ他、ドクターヘリ運用病院でもあり、24時間救急患者の受け入れを行っています。発熱や腹痛などのcommon diseaseへの対応もあれば、稀な疾患、近隣病院では対応困難な重症疾患の治療も日常的に行われており、幅広い経験を積むことができます。大変なことも多いですが、教育的熱心な先生が多く、他科との垣根も低く相談しやすい上に、コメディカルの方々が優しく支えてくれるため充実した日々を送ることができています。
順天堂静岡病院の救急科で診察する患者さんは外傷が特に多いです。それは観光地という地域柄、自動車やバイク事故が多いこと、高齢者が多くどうしても転倒や転落が多いことが理由として挙げられます。ドクターヘリによるプレホスピタルでの対応ができるということは、迅速な医療介入が求められる重症外傷症例にとっては非常に強みであり、将来的に私自身もヘリスタッフとして地域の医療に貢献できたらと考えております。
元々、私自身初期研修を始めた当初は救急診療科への入局は考えていませんでした。初期研修をしている中でたくさん悩みましたが、今充実して研修ができています。将来進む診療科を決めきれていない人は、多くの診療科を持つ病院を選んでみるというのも一つの手かもしれません。実際に病院見学をしたり、合同病院説明会に参加してもるのもおすすめです。雰囲気を感じることが研修先を選択する一助となると思います。
皆さんが自分にあった研修先を見つけられることを祈っております。その中で将来、一緒に働くことができたら嬉しいです。
お問い合わせ