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更新日:2025年7月3日

焼津市立総合病院 尾崎 天保 先生

 はじめまして。焼津市立総合病院に勤務中の研修医2年目尾崎天保と申します。

 このたび、「ふじのくに次世代医師リクルーター」を拝命しました。医学生、高校生の方とお話しする機会を何度か頂いて、身が引き締まる想いで日々の診療に臨んでいます。

 このメッセージが、これから静岡県内で医師として活躍を期待される医学生、中高生にとって少しでも参考になれば幸いです。

 皆様の中には静岡県で医師として一歩を踏み出そうか悩んでいる方、あるいは県内の初期研修先選びに悩んでいる方が多いのではないかと思います。

 私は浜松市出身で、高校までは地元で過ごしました。静岡県内で働こうと決意したのは高校3年生のとき。とある説明会で静岡県が全国的に医師不足地域である事を知りました。自分が必要とされる場所で働くべきだと高校生ながら感じ、なぜこんなに住み良い静岡県で医師が少ないのかと疑問に思ったことを今でも鮮明に覚えています。

 また、その説明会で総合診療医という分野を知るきっかけもありました。私の理想とする医師像には、地域の人々から信頼され、親しまれる姿があり、それに最も近いのが総合診療医だと感じました。大学進学後は、総合診療医、家庭医の先生方と交流する機会にも恵まれ、幅広い働き方の中で全人的な医療を提供する姿を目の当たりにし,改めてこの道を志すようになりました。

 静岡県は西部から東部まで広く、どこの地域も自然豊かで温暖な気候に恵まれています。首都圏への移動もしやすいため、移住先として近年は都道府県別で4年連続1位を獲得しています。私の地元である西部地域は比較的医師不足が解消傾向にあったため、私は西部以外での勤務を検討しました。主に中部地域で初期研修先を探して巡り合ったのが当院です。私が初期研修をする上で主に重視したのは「働きやすさ」「成長できる環境」の2つでした。当院は他職種との連携がスムーズで、指導医の先生方は優しく熱心な方が多いです。職種に関係なく相談できる雰囲気があり、安心して研修に臨める環境が整っています。救急現場でのファーストタッチや病棟業務でも、研修医に与えられる裁量の幅が広く、責任感を持って実践できます。救急当番についても、1年次は準夜勤、2年次は当直と段階的に経験を積める体制が整っており、着実に力をつけていくことができます。

 初期研修医の2年間は、3年目以降の医師としての基盤を築く大切な期間です。志望科に強い病院先での研修も重要ですが、何よりも「自分がどのように過ごし、どう成長したいか」という視点で研修先を選ぶことが、将来に繋がると私は考えます。その2年間を過ごす研修先として、当院も検討頂けたら嬉しいです。見学等で皆さんとお会いできる事を心よりお待ちしております。

 受験、実習、国家試験と大変お忙しい中ではありますが、これから皆様と静岡県でともに働ける日を楽しみにしています!

【焼津市立総合病院 尾崎 天保 先生】

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【焼津市立総合病院】

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