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更新日:2015年10月13日
はじめまして。浜松医療センター腎臓内科の後藤大樹です。平成24年に浜松医科大学を卒業し、医師になって4年目になります。
静岡県内で生まれ、現在まで県内で生活をしてきているため、他県との比較はできませんが、静岡県は気候もよく非常に住みやすい県だと感じております。私は平成24年に医師となり、これまでの4年間で静岡県内の4施設において医療に従事してきました。それぞれの施設に長所があり、各施設での研修の感想を皆様の参考になればと伝えさせていただきます。
1年目と2年目は研修医として磐田市立総合病院と浜松医科大学医学部付属病院で研修させていただきました。磐田市立総合病院では、研修医担当の先生による朝のカンファレンスが充実しており、抗生剤の使用法や救急対応については、現在も、そこでの研修が基礎となっているように感じます。大学病院での研修では内容の濃いカンファレンスが印象的でした。内科医としてのアセスメントの仕方など非常に参考になっております。大学病院ならではの、ICUでの研修も非常に勉強になりました。
3年目は内科医として富士宮市立病院に勤めさせていただきました。それまでの2施設と比べ、規模の小さい病院ではありましたが研修の質・内容は劣らず、色々な症例を経験させていただきました。一般内科としての考え方が身に付き、内科の研修として非常におすすめです。
今年の7月から浜松医療センターの腎臓内科医として働いております。まだ数か月しか経っておりませんが、珍しい症例や学ぶことの多い症例を数多く経験させていただいており、さらにステップアップできるのではと実感しております。
8月25日の「バーチャルメディカルカレッジ夏季セミナー」で皆様と直接お話しをさせていただき、皆様が非常に高いモチベーションを持っておられているのと同時に研修への不安や悩みを持っているように感じました。4施設で研修した私の感想としては静岡県内のどこの施設でも充実した研修を送ることができるのではないか、ということです。皆様と一緒に静岡県の医療に従事できる日を楽しみにしております。
若輩者の私の経験が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
平成27年10月 ふじのくに次世代医師リクルーター 後藤大樹