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更新日:2023年12月6日

伊東市民病院 浅野 晃輔 先生

 初めまして、ふじのくに次世代医師リクルーターの浅野晃輔と申します。医師として社会に飛び立ち5年目、現在は伊豆半島の東部地区にございます伊東市民病院で内科医として仕事をしております。今回は医学生の皆さんにメッセージをということで寄稿させていただくことになりました。主に伊東市民病院で研修を行うこと、これからの研修医に求められることについての私見をお話させていただければと思います。

 私自身は静岡県出身で、初期研修も静岡市内の病院で行いました。研修を終えて感じたこととしては、気候が穏やかで過ごしやすく、県民性なのか人柄が穏やかで接しやすい人が多いと思いました。あまり研修に関係がないのではないかと思われるかもしれませんが、そもそも初期研修を行う病院は急性期病院であり、救急車を受け入れ不安定な病状の患者さんを治療する役割があり、初期研修医はその最前線に立つわけですので、当然のように仕事でストレスがかかります。仕事以外の部分でのストレスが少ないことは大きなメリットであると私は思います。

 私が勤務している伊東市民病院は伊豆半島の地域の医療連携の中核を担う病院であり、許可病床数250床の規模の病院になります。決して大きな病院というわけではなく、専門科が揃っているわけでもありません。つまり、内科という括りの医師が肺炎や胃潰瘍、糖尿病の治療を行っています。大学病院での実習では考えられないかもしれませんが、日本にはそういった病院が多くあるのです。

 これからの研修医や医師に求められることについて、あくまで私見ですが私の考えの一部を述べさせていただきます。皆さんもちろんご存知のとおりですが、日本の高齢化はこれからも加速していきます。病院受診する方もほとんどが単一プロブレムではなくなってくるでしょう。医師として、あるいは研修医として多種類のプロブレムに対して柔軟に対応することが求められるのではないでしょうか。私の勤務先がある伊東市は高齢化率43.3%(令和4年度高齢者人口推移調査より)の超高齢化社会となっています。ある意味これからの日本の行く末を先取りする最先端の医療環境なのかもしれません。興味がある方は是非見学にいらしてください。

【伊東市民病院 浅野 晃輔 先生】 【伊東市民病院】

伊東市民病院浅野先生 伊東市民病院

 

 

 

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