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更新日:2018年10月19日
はじめまして。静岡県立静岡がんセンター内視鏡科の佐藤純也と申します。今年度、ふじのくに次世代医師リクルーターに任命され、静岡県で共に働く医師を増やすために活動をしています。
私は東京都出身で、聖マリアンナ医科大学を平成25年に卒業し医師となりました。母校である聖マリアンナ医科大学で初期臨床研修を行い、内視鏡に興味を持ったため消化器内科の道に進みました。そして、消化器内科医として3年目(医師5年目)の春から静岡がんセンター内視鏡科に移り、現在は主に胆道や膵臓の癌に対する内視鏡検査・治療を学んでいます。
ふじのくに次世代医師リクルーターとしての活動は、3月に静岡市で行われた医学生との意見交換会に参加しました。私にとって初めてのリクルーター活動となりましたが、同じテーブルになった学生のみなさんが早くも将来について色々と考えており、やる気の高さを感じました。今後も引き続きリクルーターとして活動し、少しでもみなさんのお役に立てればと考えています。
静岡がんセンターは初期臨床研修の受け入れがないため、みなさんが専門分野を決めた後の候補にはなりますが、少し施設の特徴を紹介させていただきたいと思います。静岡がんセンターはJR三島駅から車で15分程の位置にあります。三島から東京まで新幹線で約50分と、関東に足を伸ばしやすい場所です。がん専門施設のため、幅広い分野のがん患者さんに対して、それぞれの専門家が「がんを上手に治す」という理念のもと、日々の診療を行っています。私が所属する内視鏡科は、胃を中心とした上部消化管チーム、大腸を中心とした下部消化管チーム、胆道・膵臓を中心とした胆膵チームに分かれており、全国各地から多くの先生が内視鏡を学びに来ています。知識および技術的な教育はもちろんのこと、学術活動にも大変積極的であり、学会での発表や論文の指導もとても丁寧にしてもらうことができます。みなさんが実りある初期研修を終え、専門分野でも少し研修を積んだ頃に、静岡がんセンターでの研修を候補の一つに挙げてもらえたら大変嬉しく思います。
みなさんの残りの学生生活、そして医師としての今後が素晴らしいものとなることを願っています。拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
<写真:静岡県立静岡がんセンター>
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