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更新日:2015年10月30日
こんにちは。私は磐田市立総合病院で医師として三年目、外科としては一年目として働いている露木といいます。学生時代に、県の奨学金を2年間頂いていたこと、県内の病院で働いているということで、ふじのくに次世代リクルーターとして選ばれました。
さて、私は3月と8月の2回、静岡県の奨学金制度を受けている学生とお話しする機会がありました。各々いろいろな思いを持ち、進路について模索しているのを感じました。
病院を選択する一つの要因として、どれだけ現在志望とする科が決まっているかで、選択する病院を考えてみることをアドバイスします。お話を聞く中でも、私は絶対にこの科になると確信をしている方は少なかったと思います。そうした中で、自分が働いていく科を決めていくためには、実際に体験するしかありません。希望する科が定まっていない方は多くの科をもつ病院をお勧めします。実際に回ることで、希望する科を変えていった同期が沢山います。
逆に、ある程度選択する科が決まっている方は、その科がある事は当然ですが、ローテションの中でどれだけ自由に選択する期間があるかも重要であると考えます。どの科を選択するにしてもそうですが、単体の科だけで成り立つのではなく、いろいろな科と連携があって成り立ちます。私が学生のころには、あまり気にすることはなかったですが、いざ選択する科が決定すると学びたい科、経験したいことが沢山出てきます。その時に、自由に選択する期間がほとんどないと物足りない思いをすることとなります。
静岡県内には多様な病院が存在しています。
必ず、自分の希望を満たし、自分の成長を促す病院があると思います。多くの先輩から実際の経験を聞いて、実際に見学して自分にあった病院を探してください。
自分が研修した磐田市立総合病院は、比較的多くの症例があり、しっかりと指導して頂ける先生のいる病院であると思います。是非一度、実際見学しに来てください。歓迎します。
平成27年10月 ふじのくに次世代医師リクルーター 露木肇