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更新日:2018年11月30日

静岡県立静岡がんセンター 鳥居 翔 先生

  こんにちは。私は浜松市出身で浜松医科大学を卒業しました。浜松医科大学第一外科の一般・内視鏡外科グループに入局し、現在医師11年目になります。

初期臨床研修は聖隷三方原病院で行い、研修医2年目には先輩医師とともにドクターヘリに搭乗し、外傷患者の診療を行うという経験をしました。

 外科医のスタートとしては、後期研修を遠州病院、磐田市立総合病院で行いました。その後、静岡県立総合病院で2年間勤務し、現在は静岡県立静岡がんセンター大腸外科レジデントの3年目です。いずれも総合病院という恵まれた環境で研修を行い、それぞれの病院の尊敬できる上司から指導を受けることができました。

 外科医が減っていると言われますが、とりわけ消化器外科医が減少しているように感じます。私自身、学生時代は内科中心に勉強した結果、総合診療内科や放射線診断科に興味を持っていました。しかし、もともと外科を志していたため、大学6年生の時に外科医になることを決めました。外科がきついというのは本当ですが、仕事を選ぶには、自分が何をやりたいか、どんな病気や患者さんと向き合いたいかを考えるのが良いと思います。

 昨年には、医学修学研修資金利用者との意見交換会に参加しました。私自身はこの制度を利用していませんが、学生さんの考えを聞く貴重な機会でした。大学あるいは初期臨床研修で都市部(特に関東圏)を選んだ人が多い一方、将来は静岡県で働きたいという人も多かったです。

 静岡には前述した以外にも、魅力的な病院が多数あります。私が現在勤務している静岡がんセンターは肝胆膵外科、大腸外科では日本で第2位の手術件数を誇る素晴らしい病院です。特に直腸癌のロボット手術の件数は日本一です。外科領域全般でも高い技術があり、学べることはたくさんあります。

 皆さんが納得した上で職場を選ぶことができれば、自分らしい仕事ができるはず。いつか一緒に働けたら嬉しいですね。 

gancentar

 <写真:静岡県立静岡がんセンター>

 

 

 

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