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更新日:2015年5月15日

裾野赤十字病院 病院長 清水 眞 先生

 裾野赤十字病院は東に箱根連山、北に富士山、南に駿河湾を望む風光明美な地域に位置しています。昭和6年、当時の近隣4か村による組合伝染病舎を設置したのが当病院の起こりです。その後、附属診療所を設置し、管理を日本赤十字社静岡支部に移管しました。さらに昭和27年に病棟を増築し、今の前身、中駿赤十字病院となり、現在に至っています。

 病床数は116床(内感染症病床6床)、常勤医師8名と非常勤医師17名により、7診療科部(内科、外科、整形外科、脳神経外科、婦人科、放射線科、リハビリテーション科)の診療を行っています。
当院の基本理念は、「人道・博愛・奉仕の赤十字精神に基づき、地域に密着した医療を実践します。」です。その長い歴史により培われた地域住民の方々や行政からの信頼と期待は大きく、それらに応えるべく、救急から予防までと、職員一同、地域医療に積極的に日々 取組んでいます。

 最近では、地域包括ケアシステムの一翼を担うべく、地域包括ケア病床(22床)を導入しました。社会構造の変化により、在宅復帰支援の必要性が強く認識され、その構築が急がれておりますが、当地域でも住民の方々のニーズも高いものがあり、それに応えるべく9月に導入したものです。現在、各医療・福祉施設等との情報交換を行い、連携の促進等を図っておりますが、地域内の関係機関や住民の方々において従来の一般急性期病床とともに地域包括ケア病床についても理解と協力をいただいているところです。

 大病院ではありませんが、家庭的な雰囲気を持つ環境の中で、患者の方々とお互いに顔が見え、地域社会への貢献を実感できる地域医療を目指す当院に興味がある方のご連絡を待っています。

 

裾野赤十字院長 平成27年5月 裾野赤十字病院 病院長 清水 眞