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更新日:2014年4月18日

沼津市立病院 病院長  後藤 信昭 先生

  沼津市立病院は、その名が示すように市民のための病院であり、「市民のために 共に歩む病院」を基本理念にしています。当院の主な役割は、急性期医療を担う地域の中核病院として、「救急医療」と「高度な専門診療」を2本の柱に据えた医療の提供です。

 平成16年に救命救急センターを開設、その後ドクターヘリポートも設置し、現在は24の診療科を擁する急性期病院として機能しています。また、周産期母子医療にも力を注いでいます。今後も地域の皆様の要請に応えるべく、「救急医療」と「高度な専門診療」を両輪にして病院を運営していく方針です。 平成25年度からは心臓血管外科を開設し、心臓や大血管の手術が可能となりました。高度急性期医療を目指す当院としては、新たな一歩を踏み出すことができたと考えています。また、最新のMRIを平成24年度から導入することもできました。静岡県、特に県東部は医師不足、看護師不足の顕著な地域として知られていますが、その中にあって当院も例外ではなく、十分な人材確保が困難なことから、診療科によっては地域の期待に十分に応えられていない状況にあります。今後も人材確保に努める中で、当院の研修病院としての機能を高め、若い人材を育てるという視点に立った人材確保策も必要であると考えています。

 このような中、平成26年度は基幹型臨床研修病院として、募集枠4人全てをマッチングすることができ、現在は基幹型初期臨床研修医2年次1名、1年次4名に加え、協力型臨床研修病院として、たすきがけによる初期臨床研修医1年次4名の合計9名の初期臨床研修医が在籍しています。医大生の皆様が病院見学を希望する際は、初期臨床研修医が担当し、希望する診療科の見学や院内の案内などを行います。当院での臨床研修の希望有無に係わらず、電子メールまたは電話で、気軽にお問合せください。基幹型臨床研修病院として、初期臨床研修医の皆様が充実した研修を送ることができるよう、病院職員一丸となって対応させてもらいます。

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 平成26年4月 沼津市立病院 病院長 後藤 信昭