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更新日:2014年1月10日

聖隷浜松病院 院長 鳥居 裕一先生

 聖隷浜松病院は、1962年3月5日に114床の病院として、現在の場所に開設されました。現在、病院創立52年目を迎えています。設立当時、浜松市ではオートバイ産業が盛んとなり交通事故患者が急増し、市の中心部で対応する施設が強く求められていました。さらに心臓外科手術や脳外科手術を行う病院が周辺にほとんどないということで、それらの医療を担う事が目的とされました。その後、規模が拡大し現在の744床にまでになりました。1998年には県下で初めて総合周産期母子医療センターの指定を受け、さらには地域医療支援病院、開放型病院、地域がん診療連携拠点病院や救命救急センターなどの指定を受けております。昨年は救急車の搬入件数が6,092件であり、静岡県西部地区で最も救急車受け入れが多い医療機関です。
 当初から高度急性期医療の実施が目標として掲げられ、先進的で良質な医療の提供を目指してまいりました。“私たちは利用してくださる方ひとりひとりのために最善を尽くすことに誇りをもつ”という病院理念を掲げています。日本医療機能評価機構の審査も早くから受審し、これまで4回認証を得ています。さらに、患者さんやご家族の方への安全で質の高い医療提供を確立するために、国際的な医療機能評価基準であるJCIを受審しました。2012年11月に日本の病院としては5番目に認証されました。
 専門診療科は50科を越え、常勤医師数も249名となっています。年間の手術件数も約10,000件あります。当院では、進取の精神とともに地域ニーズの先取りと、自分たちの目指すやりたい医療を実践することを目指して活動してまいりました。
 現在、病院中央部の改築中です。続いて既存建物の耐震補強を行ない、すべての工事が2015年秋に終了する予定です。今回の改築で2階中央部分に、手術室が15室に増設されます。手術室を中心に循環器部門と脳卒中・救急部門が連結します。手術室の上層階には、周産期に関係する産科・婦人科・小児科・新生児科などが入りました。
 研修される方にとって、充実した専門科と多くの指導医のもと、豊富な経験を積むことが可能と考えています。

 

 聖隷浜松病院院長鳥居先生写真   平成26年1月 聖隷浜松病院 院長 鳥居 裕一

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所属課室:静岡県健康福祉部地域医療課(本部事務局) 担当者名:地域医療課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2868

ファックス番号:054-221-3291