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更新日:2013年12月13日

独立行政法人国立病院機構静岡医療センター 院長 梅本 琢也先生

 独立行政法人国立病院機構静岡医療センターは駿東郡清水町にあり、富士山の湧水で名水百選の柿田川に近く、病院からは富士山がきれいに見えます。病院は平成21年4月に全面更新築が完成し、地域の急性期中核病院としてのパフォーマンスを発揮しています。

 「私たちは生命を大切にし、社会から信頼されよろこばれる高度で適切な医療を提供します」を基本理念とし、循環器・がん・救急・総合診療を4本柱と打ち立てて日常診療に当たっています。特に「循環器」は循環器科・心臓血管外科で、24時間365日緊急に対応できるよう努力しており、虚血性心疾患や不整脈、血管疾患で地域では高い信頼を得ています。

 研修医教育には、ふじのくに地域医療支援センター事業の「研修訓練機器整備支援事業」から補助金をいただいて院内に「メディカルスキルアップセンター」を設置しました。腹腔鏡下手術トレーニングシミュレーター、心エコートレーニングシミュレーター、救急医療トレーニングシミュレーターなどを揃え、院内での種々の研修はもちろん静岡県東部の初期研修医合同研修会などでも活用しています。また臨床研究・治験を積極的に推進するための「臨床研究部」があり、国立病院機構全体での共同研究や共同治験への参加のみならず、臨床研究や治験の支援を行っています。

 病院機能の基本にかかわる部門として「医療安全」「感染対策」「教育」に関して専任の担当者を配置するとともに院内の一室に集め、「クオリティ・コントロール・センター」と名付けています。専任者を中心にした院内のチームを通して活動を行い、多職種によるチーム医療を推進しています。また災害拠点病院として東南海大地震に備え、DMATを中心として災害対応力の増強を図っています。

 地方の中規模病院ですが、今後はマグネットホスピタルと言われる施設に引けを取らないような活動ができるようにチーム医療を推進していきたいと考えています。初期・後期研修では、少数精鋭のため1人あたりでは大病院よりもはるかに多くの診療経験数を得ることができます。また他の国立病院機構病院との合同研修や交流も企画されています。是非当院での研修をご経験ください。

 

 独立行政法人国立病院機構静岡医療センター院長梅本琢也先生写真   平成25年12月 独立行政法人国立病院機構静岡医療センター 院長 梅本 琢也

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所属課室:静岡県健康福祉部地域医療課(本部事務局)

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