病院長等による病院紹介 > 下田メディカルセンター 病院長 杉原弘晃
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更新日:2014年10月3日
当院のある伊豆の下田は、「開国の町」として知られ、今年、開港160周年を迎えました。1854年にペリー提督率いる黒船が入港し領事館も置かれていました。毎年5月には「黒船祭り」といって米海軍等によるパレードなどのたくさんのイベントが開催されます。また、伊豆半島は日本ジオパークにも認定されており、特に南部の1市5町には、魅力的な温泉を豊富にかかえ、きれいな砂浜や火山性の奇岩などの風光明媚な観光スポットがたくさんあります。一年を通して季節の花があちらこちらで咲いているので、季節を感じながらウォーキングも楽しめます。研修・診療の疲れをリフレッシュするだけでなく、バイタリティをもらえる豊富な自然が待っています。
下田メディカルセンターは、もともと医療過疎地域であった伊豆半島南部の急性期医療を担うべく、下田市をはじめとする地元1市5町(東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町)が開設者となり、平成24年5月にオープンした新しい病院です。
当院では後期研修医より募集をしており、内視鏡学会指導施設、アレルギー学会認定教育施設、大腸肛門病学会認定施設に認定されています。
病床数は154症で、毎日3-4台の救急搬送があり、地域で発生する幅広い疾患が診れます。
また、都市部から離れているハンディを克服すべく、放射線専門医の遠隔読影システム導入や、循環器、脳外科、泌尿器科、眼科、耳鼻科、皮膚科の専門医による定期診療を行っています。
特に、当院の小児科は、入院もできる施設ですが、常勤小児科医は1人ですので「入院にならない治療」を外来で尽力する運営していますので点滴処置などは多いです。7月より順天堂静岡病院小児科からの応援を月2回頂き、10月からは月1回臨床心理士枠も設置しました。小児科は小児の総合診療医であり、子どもの正確な疾患診断と管理の、一般健康管理、慢性疾患の管理、発達のチェック、育児支援、予防接種と多岐にわたる対応を求められますが、小児科スタッフとチームを組み、スキルアップを目指しています。
当院では、ワークライフバランスを重視し、過重労働にならないよう特別の配慮をしています。興味のある方は是非当院HPへ
平成26年10月 下田メディカルセンター 病院長 杉原弘晃