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更新日:2014年10月31日

磐田市立総合病院 病院長 鈴木昌八 先生 

 磐田市立総合病院のご紹介

 ~当院から納得の医師人生を歩んでみませんか~

 初めまして。磐田市立総合病院病院長の鈴木昌八です。静岡県内での研修を考えている医学生並びに若手医師の皆さんにとって、研修先の医療機関を決めるのは自分の将来像にも関わる重要な問題だと思います。皆さんの研修先として、当院のことをぜひ知っていただこうと思い、当院の概要をご紹介いたします。

 当院のある磐田市は静岡県西部、天竜川の東に位置し、温暖な気候の中で17万ほどの人が暮らす地方都市です。サッカーが盛んで、J1での優勝経験もあるジュビロ磐田(現在J2で奮闘中)の本拠地と言えばピンとくるかもしれません。また、市を挙げて霊犬伝説の「しっぺい」をゆるキャラとして大いに売り出しています(図1:医師バージョン)。当院は、磐田市を含む中東遠2次医療圏47.5万人の急性期医療を担う中核病院(病床数500)として、「医療の原点は思いやり」を基本理念に安心・安全で質の高い医療を提供しています。臨床研修指定病院、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、周産期母子医療センター、救命救急センターの指定を受けており、健診センターも併設しています(図2:病院外観)。標榜診療科は33科あり、各種学会指定の研修病院や認定施設になっています。

磐田図1図1      磐田図2 図2

 2012年の静岡県の医師数は人口10万人あたり186.5人(全国41位)と全国平均より少なく、中東遠2次医療圏の医師数は129.7人とさらに少ない状況にあります。そのような中、当院には4年目以上の常勤医師数が114名在籍しており、卒後3年目以下の初期研修医や専修医を合わせると154名の医師が勤務しています。これは当院が浜松市の隣に位置していること、初期研修医の教育システムが評価されていること、各診療科が豊富な臨床例を扱っていることに加え、当院にはすべての職種の病院職員が研修医の皆さんを育てようという文化があることも大いに関係しているものと考えています。研修中には救急医療への対応はもちろんのこと、専門的な知識や技術の習得、チーム医療における医師の役割を学んでいただきます。

 当院の職員は5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)活動を通して医療安全や業務改善に積極的に取り組んでおり、5Sの磐田として全国的に知られています。このような病院独自の文化が醸成されている当院での研修を自信を持ってお薦めします。ぜひとも当院のホームページで各診療科の診療内容や実績、そして「研修医の窓から」もご覧になっていただき、研修先を決める際の参考にしていただければ幸いです。

 

磐田病院長 平成26年10月 磐田市立総合病院 病院長 鈴木昌八