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更新日:2014年3月7日

藤枝市立総合病院 事業管理者 毛利 博先生

  藤枝市立総合病院は、病床数564床を有する中核病院です。藤枝市は静岡市の西にあり、「サッカーの町」として知られています。周辺には天然芝のグラウンドもあり、気候は温暖でとても住みやすい地域です。平成7年に現在の標高70mほどの高台に移転しましたが、地震に強く津波の影響も全く受けず災害に適切に対応できる病院です。
 当院は、「厳しき科学と温かき心」を基本理念のもと、高度急性期・急性期医療が担える病院として、先進的かつ安心・安全な医療の提供を行なっています。特に、がん診療、救急医療および心血管医療を大きな柱として取り組んでいます。2次医療圏で唯一の地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、がん診療の指導体制が充実しています。鏡視下手術など最新の医療が経験できるとともに、放射線診断・治療の専門医の指導のもと読影・放射線治療の経験ができます。また、平成27年には20床の病床を持った救急センターが新たに建設され、3次救急医療を補完する救急センターとして、人口45万人余の2次医療圏の「待てない救急医療」を担っていきます。このため救急医療がこれまで以上に経験できるように研修プログラムを変更し、積極的に医療に関われる医師の育成を目指します。さらに、心血管治療では、大動脈ステントグラフト術などに対し先進の機器を備え、高度な医療の提供を行なっています。
 初期研修医は29名、後期研修医は30名で、出身大学は沖縄から東北まで幅広く分布しています。また、初期研修終了後のキャリアーアップは浜松医科大学を中心に連携しており、研修医ごとに将来を見据えたオーダーメイドで対応しています。また、臨床研修指定病院、地域医療支援病院、周産期母子医療センターなどの指定を受けています。また、日本病院機能評価機構の認証も受けています。標榜診療科は35科あり、各種学会指定の研修病院や認定施設になっています。静岡県は医療過疎地と言われていますが、当院の常勤医師数は年々増加し、それにともなって優れた研修指導医による研修体制も年々充実してきています。
 皆さんにとって満足のいく研修ができるような体制ができていますので、安心して豊富な経験を積みながら成長してもらいたいと思います。熱意のある若い力が当院に集い、実りある研修を積んでいただきたいと考えています。

 

 藤枝市立総合病院事業管理者毛利博先生写真   平成26年3月 藤枝市立総合病院 事業管理者 毛利 博

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