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更新日：2014年12月12日

市立湖西病院　事業管理者　寺田　肇先生

　市立湖西病院は、静岡県の最西端、愛知県との境に位置する自然豊かで温暖な気候の湖西市にあります。昭和３１年に町立湖西病院として開設後、湖西市を中心に浜名湖西岸地域に貢献してきた病院です。診療科は２２科で病床数２００床の急性期病床を有し、健診センターと血液透析センターを併設した地域医療における中核病院の役割を担っています。

　当院の基本理念は「信頼と貢献」です。思いやりを持った医療を行い、皆様から信頼される病院を目指すことで地域社会に貢献することを意味しています。基本方針は、患者中心の医療、自治体病院としての役割、病院機能の充実・強化、地域連携、職員の資質の向上、働きやすい職場環境そして健全経営であり良質な医療の提供に努めています。

　当院の研修医教育ですが、初期研修については、協力型臨床研修病院の指定を受けており、浜松医科大学医学部附属病院の初期研修プログラムによる大学とのたすきがけで研修が可能です。後期研修は、ふじのくに地域医療支援センターの静岡県専門医研修ネットワークプログラムによる循環器科・泌尿器科等の専門医研修に参加しています。また、当院は循環器科と泌尿器科の学会専門医研修施設の指定を受けており、循環器科は循環器疾患の急性期治療（ＰＣⅠ等）から慢性期管理まで幅広く研修ができ、泌尿器科は泌尿器疾病の診断から治療まで、特に内視鏡手術から開放手術まで充実した研修を行い、腎不全・透析治療の研修ができます。

　当院は、専門医を持つ常勤医師が多く在籍していること。また、内科・循環器科では、合同カンファランスで症例検討を行っていること。そして、浜松医科大学から４５分という距離であるため多くの診療科の医師が専門外来を行っており、コンサルタントも容易にできることなど、充実した指導を受けることができます。

　最後に、医師のキャリア形成において、多くの種類の病院で経験を積むことは大変有意義なことです。急性期疾患から亜急性期と慢性疾患の管理を行える全人的医療の視点を持つ医師になれる様にサポートしたいと思っています。

 

 市立湖西　平成26年12月　市立湖西病院　事業管理者　寺田　肇

 

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