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更新日：2013年12月27日
静岡済生会総合病院 病院長 石塚 隆夫先生
静岡済生会総合病院は、静岡市駿河区における唯一の公的病院です。病院の理念である「私たちは暖かい思いやりの心で質の良い医療福祉サービスを実践します」の実現に努めています。災害拠点病院としてDMATのチームを持っており、ヘリポートも整備されていて、いずれ起こるであろうと考えられている東南海地震にも備えています。また、救命救急センター、地域周産期母子医療センターなどを有し、地域の中核病院として「安心・安全・高機能」な病院を目指しています。
2013年より新館建築プロジェクトがスタートし、その新館には救命救急センター、手術センターなどが入り2015年中の完成を目指しています。新館が完成した暁には、更に地域の皆様から信頼される病院になれるものと期待しており、スタッフの充実に努めていきます。地域医療支援病院となっており、診療所の医師とも協力しながら地域の医療を守っていきたいと考えています。高齢化社会がますます進んでいく中で、地域の診療所の皆様との協力は欠かせません。
当院は、初期臨床研修評価機構の認定病院であり、初期臨床研修医の育成にも努めています。我々の病院の大きな特徴は救命救急センターの当直体制であると思います。患者さんのファーストタッチを担当することにより、研修早期より多くの患者さんと接する経験を得ることが可能です。多様な患者さんを上級医の指導を仰ぎながら診察していくうちに、徐々に力をつけ内科系、外科系、小児科系を問わず、グローバルな知識と技術を身につけることができます。研修プログラムは厚生労働省の基準に沿う内容となっており、研修医自身の希望がかなえられるものとなっています。初期研修医の応募人数は年度ごとに10名であり、出身大学は全国様々な所から集まっています。また後期研修にも力を入れており、初期臨床研修終了後も我々の病院に残って、専門医を目指していただけることを願っています。
病院からは、世界遺産登録された富士山を見ることができます。若手医師の皆さまが我々の病院で研修していただけることを病院職員は心から望んでいます。
平成２５年１２月 静岡済生会総合病院 病院長 石塚 隆夫
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