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更新日:2014年5月16日

富士宮市立病院 病院長 米村 克彦 先生 

 富士宮市立病院は、平成26年度より医師免許取得1年目から正規職員として採用することとしました。これにより、研修を受ける皆さんの待遇は大幅に改善し、集中して研修に取り組めるものと思います。また、指導体制においても再整備を行いました。

 研修を受けるというのは、当然学ぶ立場ではありますが、一方で、社会人として自身の能力を提供することで、対価を得る立場でもあります。指導医が講義してくれるのを待つといった受容型の職員ではなく、皆さんには自ら知識や技術を求めて質問をし、積極的に良質な医療を提供できるよう励んでほしいと思います。

 学会等への参加も、積極的に病院で支援しています。基礎・臨床を問わず、最先端の学問に触れていただきたいと思っております。

 さて、当院は350の病床数と13の診療科を持つ公立病院であり、地域唯一の総合病院です。地域の皆様に、先端医療を提供できるよう積極的な投資を行っており、その1例として、平成26年には静岡県内では初となるTomoTherapy(R)を導入しました。この装置はCTと放射線治療装置を一体化し、全方向から腫瘍の形状に合わせて放射線を照射することができます。従来に比べ患者さんの身体的負担が少なく、日常生活を送りながら外来治療が可能となります。

 また、当院には約520名の職員が在籍していますが、病院内で働く職員(委託職員等も含む)全体に声かけをして開催するゴルフコンペ・フットサル大会・新年会などに多くの職員が参加して、「顔がわかる見知った仲」になり、アットホームな雰囲気に包まれています。チーム医療が主体となる現在の医療では、この「アットホーム感」は当院の貴重な財産であり、頼みやすさ、聞きやすさが生み出す医療環境について、皆さんが学び取れることも多いものと思います。

 常に学びの姿勢を示し、ともに働き、地域医療に貢献していただける皆さんの参加を心よりお待ちしております。ぜひ、病院見学へお越しください。

病院見学の申込については、富士宮市立病院 病院管理課 

電話:0544-27-3151  もしくは

mail:h-kanri@city.fujinomiya.shizuoka.jp

常時受け付けておりますので、ご連絡ください。宿泊される場合は、近隣ホテルを無料で用意いたします。

 

富士宮市立総合病院 平成26年5月 富士宮市立病院 病院長 米村 克彦