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更新日:2020年11月6日

ふじのくに次世代医師リクルーター 静岡市立静岡病院 森田 芽生子 先生

 初めまして。静岡市立静岡病院内科専攻医の森田芽生子と申します。
 簡単に自己紹介をさせて頂きます。静岡県出身で、浜松医科大学を卒業しました。幼少期よりジュビロ磐田のサポーターをしており、大学時代は同チームの試合観戦に夢中でした。現在呼吸器内科を志し、静岡病院の内科専門研修プログラムのもとで、経験を積んでいます。今回は病院と科の選択について私の考えをお話しさせて頂きます。
 まずは病院の選択についてです。初期研修病院として重視すべき点は、救急対応の状況です。具体的には、来院患者数や何人体制(研修医と上級医の人数)で行っているのか、月の当直回数等で、これらは病院によって様々です。自分の性格や志望する科によっても、求めるものが異なると思います。病院見学に行く際には、ぜひ当直を含めてこれらの状況も実際に見学をして確かめてみてください。また同期の人数や先輩となる方々の雰囲気も確認して下さい。
 後期研修病院の選択(内科の場合)では、大学で研修し、入局するかどうかについて考えます。大学であれば、症例の数や内容に困ることはなく、私の同級生達でも大学のプログラムに進む割合が高いと感じます。しかし私自身は静岡病院の内科プログラムを選択し、大学での研修は希望しませんでした。その理由は、救急対応を市中病院で経験し続けたかったからです。また大学では専攻医が多くいるので、症例を分け合う必要があると聞いたことも参考にしました。入局して大学で研修するのか、それとも一般病院を選ぶかについては、様々な考え方があると思いますので、自分にとってメリットがある選択をして下さい。
 次に科の選択についてです。臨床実習でいくつか興味を持った診療科があると思いますが、その経験だけに囚われないことが大切です。同じ科であっても、大学と市中病院では扱う疾患が異なり、イメージが変わる場合がよくあります。どの科のローテーション実習・研修も、先入観を持たずに頑張った上で、今後さらに極めていきたいと思えるかどうかを検討して下さい。
 最後に、私が勤務する静岡市立静岡病院についてご紹介させて頂きます。静岡病院は静岡市に中心部にある総合病院で、循環器内科と心臓血管外科から成るハートセンターが特に有名です。しかしその他の内科系・外科系各科も指導体制が充実しており、専攻医がほとんどの科に在籍しています。お互いに助け合ったり、刺激し合って勉強になることが多く、活気があります。初期研修先・後期研修先として、充実した日々を送ることができると思いますので、ぜひご検討ください。皆さんと一緒に働ける日を心待ちにしております。

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