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更新日:2025年9月25日

伊東市民病院 吉川 慧 先生

 伊東市民病院2年目研修医の吉川慧です。

 伊東市民病院は静岡県の東の端に位置し、病床数250床と決して規模は大きくないですが、伊豆半島で最も南にある研修病院であり、伊豆半島の中核病院として地域医療に大きな役割を果たしています。

 私は都内の医学部を卒業しましたが、初期研修先を決めるにあたって学生時代の大学病院や地域の外病院での実習を通じて感じていたことがありました。それは都市部の病院は人手に余裕があるため研修医と学生にあまり違いが無いように思ったことです。研修医の数も多く、症例や手技の機会に恵まれないこともあるため初期研修は都市部よりも地方で行う方針で考えました。

 私は静岡県東部出身ですが、東部は県内でも比較的人口が少ない地域のため医療体制も中部や西部と比べると整っていない部分があります。実際に伊東市民病院を見学してみると、研修医の先生方が戦力として活躍している姿を見ることができました。中部の病院も見学したのですが、都内の病院や大学病院と同様に学生との違いがあまりない状態に感じたため、県内で研修するなら伊東市民病院にしようと考えました。

 伊東市民病院は伊豆半島の中核病院として救急医療を担っています。観光地であるため土日祝日や長期休暇の時期は観光客が増加し、救急患者も増加します。研修医は月4回程度当直業務を行います。繁忙期は休憩する間もないこともありますが、その分救急対応力は大きく成長できると考えています。実際に1年前の自分と比較すると比べ物にならないほど動けるようになったと自負しています。全て自分1人で対応するわけではなく、必ず指導医の先生からフィードバックを貰いながら行うため安心感もあります。症例は多いだけでなく幅広く、軽症から重症まで様々な患者が訪れます。二次救急のため最重症患者は訪れませんが、それでも緊急手術が必要な患者も初期対応を行い高次医療機関へ転院搬送するという形で訪れる場合があり、全く触れる機会が無いという訳ではありません。

 最後に、伊東市を含む伊豆半島は風光明媚な土地で、サーフィン、ダイビング、シュノーケリング、キャニオニング、パラグライダー、ドライブなど、海から山まで様々な活動ができる地域です。伊東市民病院は平日は戦力として働きながら研修でき、休日はアクティビティを通じてリフレッシュできるような病院だと思います。是非色々な病院を見学し、研修医と情報交換しながら自分に合った病院を探してください。

【伊東市民病院 吉川 慧 先生】

  伊東市民病院 吉川先生 

【伊東市民病院】

 伊東市民病院

 

 

 

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