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更新日:2020年2月26日

焼津市立総合病院 内田 宗吾 先生

 焼津市立総合病院の初期研修医2年目の内田宗吾と申します。私は焼津市で生まれ育ち、地元の浜松医科大学を卒業し、現在研修医として焼津市で働いています。焼津市は温暖で暮らしやすい気候に加え、漁師町ならではの美味しい地魚や地酒などに恵まれ、充実した生活が送れる素晴らしい街です。静岡県民は温暖な気候の中でのんびりと暮らしているので、人が良いという話が有名ですが、焼津市もその例外ではなく、医療スタッフや患者さんたちとのふれあいの中にも暖かみを感じます。そんな魅力あふれる静岡にもっとたくさんの医師が集まってほしいと思い、ふじのくに次世代医師リクルーターを引き受けました。今回はこれから静岡での研修を考えていただいている医学生の皆様に向けて、私の勤めている焼津市立総合病院の研修について書かせて頂こうと思います。

 焼津市立総合病院は、471床の病床があり多数の診療科がそろっている病院です。国、県より災害拠点病院、地域医療支援病院、静岡県地域がん診療連携病院、地域周産期母子医療センターなどに指定されており、地域医療の中核としての機能を果たしています。また初期研修医の研修、教育も充実しており上級医やコメディカルの方々から手厚い指導の下、数多くの経験を積むことができます。

 私は1年半の研修を振り返り、研修医の仕事の主戦場は救急外来であり、多くの経験を積み、勉強し成長できる場も救急外来であると感じています。他の研修病院に行った友人に聞いてもやはりそう感じている研修医は多いようです。焼津市立病院は人口14万人圏を1つの病院でカバーしていることから幅広い症例を学ぶことができます。全症例可能であればファーストタッチをし、診察、検査、治療方針の決定まで任せられます。最初はとても緊張しますが、2年目の研修医や内科系・外科系の上級医も1名ずつ待機して下さっているため、安心して経験を積めます。救急のシステムも特徴的で、1年次は深夜帯の勤務をしない代わりに回数が多く、豊富な症例を経験しながら、翌日勤務への影響を最小限に抑えられます。その他にも救急症例の振り返りや、日々の研修での手技指導、院内発表など医師としての一歩を踏み出すのに充実した研修が受けられます。

 医師にとって初期研修は非常に重要な時期です。イベント参加や病院見学を通してまずは情報を集め、自分にあった選択をすることをお勧めします。その上で静岡県ひいては当院が選択肢になれば嬉しく思います。是非見学にもいらしてください。きっと静岡の良さが伝わると思います。

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