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更新日:2021年10月26日

ふじのくに次世代医師リクルーター 富士市立中央病院 去川 裕基 先生

 皆様、初めまして。富士市立中央病院臨床研修医2年目の去川裕基と申します。今回はこの場をお借りして自己紹介と臨床研修について綴らせていただこうと思います。

 私は東京生まれ東京育ちで出身大学は聖マリアンナ医科大学です。静岡県はゆかりの地というわけではありませんでしたが、私が母校に入学することができたのも静岡県医学修学研修資金の貸与を受けることができたからであり、在学中に学業に励めたのも本制度によるところが大きいと今でも感じております。このような経緯から臨床研修から静岡への恩を少しでも返しつつ、日々研鑽を積んでいければと考え、静岡での研修を望むようになりました。

 聖マリアンナ医科大学では、静岡県東部地域の病院に関する説明会を年に1回開催しており、自然と私も東部地域での研修を希望するようになっていました。他には県が主催するバスツアーにも参加し、実際に病院を訪れて現場の空気に触れるなどして研修先を絞らせていただきました。最終的には富士市立中央病院に1か月間の実習を引き受けていただけたことが決め手となり、現在の勤務先となりました。

 以上が学生時代の話となります。続いては実際に勤務を開始してからの話をさせていただこうと思います。

 私の研修病院の研修医は、計12名とそれほど多くなく、ローテ科が被ることも滅多にありません。そういった事情もあるからか経験できる手技数も多く、優秀な上級医からの指導も手厚く受けることができます。また、コメディカルの方々も我々研修医に非常に親切で、事務方もこちらの些細な要望に応えてくれるなど、この上なく働きやすい環境が整っていると感じています。勤務を開始して早くも1年が経過しましたが、今の研修病院を選択して心から満足しております。

 私は県外で育ってきたので、新たな土地での生活に少々不安を感じていましたが、生活面においても衣食住で不便したことは一切なく、温暖な気候の中でのびのびと暮らすことができています。暮らしたことのない土地での研修に不安を抱えていたとしても私のように杞憂に終わることもあると覚えておいていただけたらと思います。

 静岡県での研修を少しでも考えているのであれば実際に見学にいらしてください。現場の空気や生活環境を自らの目で確認することで様々なビジョンが見えてくるはずです。

 今回の話が皆様の進路選択に前向きな影響を与えてくれることを願います。

 

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                                                                                      (右から2人目が著者)

 

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