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更新日:2016年5月13日

ふじのくに次世代医師リクルーター  焼津市立総合病院 栗原 啓輔 先生

 kurihara焼津市立総合病院泌尿器科で後期研修医2年目をしている栗原と申します。私は初期臨床研修の2年間を焼津で過ごし、引き続き焼津で勤務しています。大学卒業まで千葉を出たことがなかったのですが、縁があって静岡にやってきました。静岡は気候が暖かいだけでなく、人の心にも暖かみを感じます。各地を代表する美味しい食べ物やお酒、海や山などの豊かな自然、大都市に足を運びやすいという好立地も魅力的であり、充実した日々を送れています。そういった静岡を医療の面から少しでも支えたいと思い、リクルーターの2期目も引き受けました。

 去年はリクルーター1期目として3月、6月に医学生との意見交換会に参加しています。2期目では今年3月の意見交換会に参加しました。今回は2年次から5年次の医学生と話す機会がありましたが、希望診療科や希望研修病院が決まっていない方も多く、将来のイメージがつかみ切れていない印象を受けました。私自身も学生時代は希望診療科を決めておらず、結局泌尿器科を選択したのは研修医2年次の秋でした。学生時代の病院実習と初期臨床研修医としての勤務では全く中身が違い、学生時代にはイメージだけで診療科を選んでいたように思います。実際に働いてみると現場裏が見えて、より現実的な判断ができるようになるでしょう。私個人としては、希望診療科で病院を選ぶよりは、その病院の教育システムや研修医1人あたりの症例数、雰囲気などで選ぶことをお勧めします。そのためには、5年次くらいからたくさん病院見学に行って、その病院の研修医やコメディカルスタッフと話してみるといいと思います。将来のイメージが膨らみ、モチベーションが上がってくるかもしれません。

 ここで焼津市立総合病院の初期研修を紹介しておきます。教育面では、研修医のための実習や講義、症例検討会などが充実しており、人口15万人圏を1つの病院でカバーしていることから症例数が多く、満遍なく経験を積むことができます。もちろん手術の執刀や手技もたくさんやらせてもらえます。病院同士の横のつながりも強く、マンパワー不足の科は外病院での研修を選ぶことが可能です。救急システムも特徴的で、1年次は深夜帯免除の代わりに回数が多く、症例数を稼ぎながら翌日勤務への影響を最小限に抑えられます。問診から検査治療まで任されますが、始めは1年上のsupervisorがついてくれ、内科系・外科系の上級医も1名ずつ待機しているため、安心して経験を積めます。コメディカルとの仲もよく、サークル活動が盛んです。

百聞は一見に如かずです。皆さまの見学、心よりお待ちしております。

 

【お問い合わせ】

焼津市立総合病院

電話:(054)623-3111 FAX:(054)624-9103