ホーム > 医学生の方へ > ふじのくに次世代医師リクルーターからメッセージ > ふじのくに次世代医師リクルーター 静岡医療センター 長沼 健太 先生
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更新日:2025年1月10日
はじめまして。静岡医療センター初期研修医の長沼と申します。簡単に自己紹介の方をさせていただきますと、私は静岡県東部の沼津市で高校まで過ごし、熊本大学に入学、卒業後に静岡県に戻り、実家の近くにある国立病院機構 静岡医療センターで初期研修を行っております。主に医学生の方々に向けての寄稿とのことで、私の研修病院の様子についてお話させていただこうと思います。研修病院である静岡医療センターの特色は、研修医個人のやる気次第で多くの経験を積むことができるということです。
例として、内科では、指導医と相談の上で患者の入院から治療方針、家族との面談、リハビリ、そして退院先の調整といった一連の流れを主体的に行いました。文章で書くとたったこれだけのことではありますが、実際は様々な職種の人と関わることで多くの視点が持て、病棟業務の基本や、急変対応、各疾患の治療方法等を学び、とても勉強になりました。また、同期の外科系志望の研修医たちはメインで手術を行う執刀医として、手術をさせてもらっていました。行う手術術式について本を読み、ビデオを視聴し、外科カンファレンスで症例を発表し、実際に執刀します。ほかにも心臓血管外科志望の同期は指導医の先生とともに初期研修期間で論文を既に5本執筆しています。
私は病理診断科志望ですが、空いている時間に病理室へ行くと、病理診断科の先生方が初学者に勉強になる症例を提示して、熱心に教えてくださります。このように本人のやる気次第で卒後3年目以降に繋がる時間を過ごせるというのも、この病院の初期研修プログラムの良いところだと思っています。
私の働く駿東田方医療圏をはじめとした県東部では、当院のほかにも順天堂大学静岡病院や沼津市立病院など特色ある初期研修プログラムも用意されています。豊かな自然を観光するついでに病院見学に来て、静岡県東部での初期研修を希望してくださると幸いです。
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