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更新日:2022年1月14日

ふじのくに次世代医師リクルーター 聖隷浜松病院 植田 浩太 先生

  こんにちは。聖隷浜松病院臨床研修医2年の植田浩太と申します。浜松市出身で浜松医科大学の卒業です。学生の時に静岡県医学修学研修資金の貸与を受け、現在静岡県内で臨床研修をしているため、ふじのくに次世代医師リクルーターを拝命しました。

 今回、医学生の方へアドバイスということで寄稿の依頼を頂き、少しでも医学生の皆さんが今後の大学生活や進路選択の際の参考となればと思っています。私からは自身が臨床研修先に聖隷浜松病院を選んだ理由と現在の研修生活をお伝えします。

 私は学生時代から小児外科を志望していました。小児外科に進むには卒後3年目以降は外科研修(消化器や呼吸器、心臓など)を行い、その後あるいは外科研修と並行して小児外科研修を行います。3年目以降では外科や志望する小児外科の研鑽を積むことができますが、裏を返せば、内科的な管理や救急疾患の初期対応、また小児科の研修などは最初の2年間で学ぶ必要があります。臨床研修を探すに当たって上記を充分に研修できることを重要視しました。

 当院の臨床研修に関してお話します。同期は16人おり、北は北海道、南は沖縄まで出身大学は様々です。当院の研修プログラムは救急科や総合診療内科を中心に1~2ヶ月毎に各科をローテーションしていきます。上級医の先生方からもfeedbackが多く、学びに尽きない日々です。commen diseaseに加えて当院は救命救急センターでもあるので重症外傷や心肺停止蘇生後、大手術後などの全身管理を学ぶことが可能です。学術的なサポートも充実しており意欲があれば学会発表や論文作成も行います。私自身は研修医期間で3回、全国規模の学会での発表の機会をいただき、また現在case reportですが論文も作成中です。

 最後に、私自身の経験を踏まえて大事だと思うことがあります。もちろん、良い病院や人気な病院を選ぶことも大事ですが、どの環境でも意欲を高く持ち「どう学び、どう考え、どう診療で活かすか」という姿勢を持ち続けること、それぞれがその時その時に直面した壁を1つ1つ乗り越えることが1番大切だと思います。

 限られた字数の中で載せきれないことも多々ありますし、学生生活のことも含めて、私で良ければいつでも相談に乗りますので、気軽に御連絡いただければと思っています。

 皆さんと一緒に静岡県内で働けることを楽しみにしています。

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