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更新日:2016年9月1日

沼津市立病院 研修センター長・神経内科部長 姉﨑 利治 先生

  私は、沼津市立病院研修センター長・神経内科部長の姉﨑利治と申します。

 静岡県は、人口十万人に対する医師の割合が40番台であり、医師不足が叫ばれておりますが、中でも静岡県東部は中部・西部に比して、さらに医師数が少なく、当院も決して医師数が充足しているわけではありません。

 しかし、当院の職員の気概として、「東部で医師を育てたい」という気持ちを持った方々が多く、たくさんの研修医の先生方が当院で研修してくれることを歓迎しています。

 当院は、大学病院や政令指定都市の大病院に比べるとやや規模が小さく、中規模ではありますが、救命救急センターを有し、地域医療の砦として奮闘しています。初期臨床研修として、内科6カ月・救急3カ月・選択必修科目2-3カ月が必修ですが、内科については平成28年度現在、腎臓内科を除いて消化器・呼吸器・循環器・内分泌・血液・リウマチ・神経内科など、ほぼすべての科がそろっており、コンサルテーション可能です。救急医療については救命救急センターがあり、年間約5000例の患者が来院し、そのうち半数が救急車であり、重症の2次・3次救急患者の診療にあたることができます。選択必修の産婦人科は周産期センターを有し、小児科はNICUもあるため新生児についても勉強が可能です。外科系についても心臓血管外科を含めすべての診療科の研修が可能です。一人医長の診療科もあり、決して人材が潤沢とは言えませんが、多忙の中でも研修医教育に時間を割き、懇切・丁寧に指導される先生方が多く、感謝しております。

 私自身、静岡県東部(三島)の出身で、30歳台後半に故郷に戻り、医師不足を実感しております。特に、静岡県東部出身の先生方に戻ってきていただき、ともに東部の医療をもりたてていただければ幸いです。是非、病院見学に来てください。病院職員全員で歓迎いたします。

 

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沼津市立病院

電話:055‐924‐5100