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更新日:2016年12月9日
こんにちは。藤枝市立総合病院の消化器内科・教育研修センターの丸山保彦です。
医学生の皆さんは病院実習や臨床講義を受けながら将来どのような医師になりたいと考えていますか?
初期研修の大きな目標は広く全般の知識と基本手技を習得し、プライマリー・ケアが出来るようになる事です。そのためには多くの症例を経験し、振り返りつつ学ぶ事が必要です。特に救急での初期対応は多くを学べる良い機会となります。当院には多くの救急患者が搬送されてきます。その救急患者に対して指導医のもと、ファーストタッチを初期研修医が行っています。研修医を見ていると、初期研修期間を通して月4~5回継続して救急当直を経験することで半年もするとメキメキ実力がついてくるのが分かります。
もう一つの側面として、初期研修を通して自分の専攻する科を決めるという目標もあります。自分の志望科が決まっている人は少ないでしょう。各科には指導医が在籍し熱心な指導をしています。当院のプログラムは比較的自由度の高い選択が可能で、1年間の研修の後2年目のプログラムを選択する際、志望科を長期間選択する事が可能です。
当院の常勤医師は100名を超えており、その3分の1にあたる35名余が研修指導医の資格を持っています。この充実した指導医による教育指導体制の下、研修医の皆さんのために、勉強会や講習会を定期的に開催しています。研修医の院内症例発表会ではプレゼンテーション力を鍛えることも出来、その甲斐あって学会発表で多くの研修医が受賞をされています。
2016年度は全国様々な大学から初期研修医は23名(基幹型19名、協力型4名)が学んでいます。時間外には仲間でスポーツを楽しんだり飲み会を企画したりと、和気藹々と研修生活を楽しんでいます。研修センターには研修医の研修上での悩みばかりでなく日常生活の相談を含め様々な相談に乗ってくれるスタッフが常駐しています。
藤枝市は気候が温暖で、新鮮な海の幸・山の幸など食べ物が豊かでおいしく、大変住みやすいところです。医学生・研修医の皆さんの見学も大歓迎です。ぜひ、現在研修中の先輩たちの話を直接聞いてみてください。見学に来られる医学生・研修医には、交通費の補助を行っています。気軽に当院教育研修センターまでご連絡ください。
【お問い合わせ】
藤枝市立総合病院 教育研修センター
TEL:054-646-1111
FAX:054-646-1122