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更新日:2017年3月3日

焼津市立総合病院 臨床研修指導室長 野村 裕太郎 先生

 nomurasensei静岡県は人口が全国10位、面積が13位と大きな県ですが、医学部が一つしかなく、県内のみで十分な医師を確保することはできません。そのため多くの病院が県外から多数の医師を受け入れ地域の医療を支えています。それでも、人口10万人あたりの医師数は全国40位と不足した状態が続いています。

 焼津市は静岡県の中部、静岡市の隣にあります。志太榛原地区と呼ばれるこの地域は特に医師が不足しており、また高齢化も進んでいます。焼津市のすべての人々が若い医師の皆様が来られることを望んでいます。

 焼津市立総合病院は市内唯一の総合病院として、また2次救急病院として市内で発生した救急症例のほとんどを受け入れています。

 特に周産期・脳神経系・腎泌尿器・消化器内科外科は体制も充実しており、周囲の市町からもたくさんの患者を受け入れています。建物は古いですが(数年後に新築の予定あり)、行っている医療の質はどこに出しても恥ずかしくないレベルと自負しております。

 救急に限らず、外来患者数、入院患者数、手術件数なども多く、医師が少ないからこそ多数の疾患に接することができます。また、十分にスタッフの揃っていない科であっても、ファーストタッチをする場合もあり、初期対応能力や診断能力を磨くのに適した環境ともいえます。

 私達は研修医の皆様を「将来共に働く医師」として育てたいと思っております。これは“初期研修終了後に当院に残れ”という意味ではありません。数年後、あるいはもっと将来当院あるいは静岡県の医療を共に支えていけるような医師になってもらいたいと考えています。

 直接的、間接的に関わらず共に働くためには互いにリスペクトが必要です。当院での研修では、皆様のような若い医師が将来リスペクトされるための態度・知識・技術を身につけていただくことを目標としています。これはどこで働くことになっても役に立つものですし、皆様の生涯の財産となります。

 少しでも興味を持ったら、一度焼津に来て下さい。温暖な気候やおいしい魚と日本酒がお待ちしています。そして当院を見学していただければ、何年か焼津で暮らしてみようかという気持ちになっていただけると思います。

 

 

【お問い合わせ】

 

焼津市立総合病院

電話:(054)623-3111