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更新日:2016年8月19日

中東遠総合医療センター副医務局長(放射線診断科) 大川 賀久 先生

 大川先生中東遠総合医療センターは平成25年5月1日に開院した新しい病院です。病床数は500床で静岡県西部の中東遠医療圏の東側約30万人の基幹病院としての役割を担っています。立地環境は東海道新幹線掛川駅から車で約5分、東名高速道路掛川I.C.からも車で約5分と交通の便に非常に恵まれており、ゴルフ場跡地に建設されたことから緑豊かな抜群の自然環境の中にあります。

 当院の初期臨床研修は、①医師としての基本的な診療スタイルの確立、②救急医療の習得、③将来の専攻科に向けた準備、の3点を大きな柱としています。

 当院は地域の基幹病院として主要な診療科がすべて揃っているためさまざまな症例を経験することができ充実した急性期医療の研修が可能です。また診療の基本を習得してもらうための総合内科を中心とした研修体制を整えており、各診療科でのローテート研修のほか、毎週2回朝の時間に日当直等で経験したさまざまな症例を共有する勉強会を開催しています。研修医1年目の4月はオリエンテーション・基礎研修として、医療面接や身体診察、カルテ記載、基本的手技などの基礎的な研修を1か月かけて行っており、ローテート研修に入る前の土台作りとして大変好評です。

 救急部門(救命救急センター)は救急専門医を含む救急科医師の指導によりERの外来診療からICUの高度集中治療まで充実した研修が可能です。また救命医療の主要な領域である循環器内科・脳神経外科・整形外科・外科は24時間の救急体制を敷いており、すべての診療科において救急科医師との連携による質の高い診療を研修できます。将来的に救急の専門に進む方は多くはないかもしれませんが、初期研修医のうちに救急部門でさまざまな救急疾患を数多く経験することは将来に向けて大きな財産になると思います。

 研修プログラム(スケジュール)は18か月の必修科目研修と6か月の選択科目研修から成り立っており、専門性を志向する人からスーパーローテートを目指す人までそれぞれの希望に対応できるものです。研修途中での研修科目の変更も可能で自由度の高い内容となっています。

 当院は開院4年目の新しい病院ですがそれ故に自分たちで病院を形作っていくやりがいもあります。研修内容についても毎月恒例の研修医意見交換会などを通して研修医の希望や意見を聞いて質の向上に努めています。研修生活の様子は「研修医の声」として病院ホームページに掲載していますので是非ご覧ください。病院の雰囲気や研修医の様子など、是非一度見学にお越しください。

 

【お問い合わせ】 

中東遠総合医療センター
TEL:0537-21-5555
FAX:0537-28-8971