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更新日:2016年6月10日

伊東市民病院 山田 哲也 副センター長

   yamadaみなさま、はじめまして。研修センター副センター長の山田です。伊東市民病院は地域医療・へき地医療に強い地域医療振興協会が運営する250床の病院です。「市民の生命と健康と生活を守り地域発展に寄与します。」を理念として、伊東市約7万人の他に、伊豆東海岸各地から受診します。救急は2次というより2.5次といった感じで、重症から軽症まで、いろんな領域の患者が受診し、数も豊富です(救急外来7000件/年、救急車3300件/年)。内視鏡治療、心カテ、外科・整形・脳外科他の外科手術、産科も行っています。

 大病院とは異なり各科の専門医数は多くないものの、どんな領域にも対応する総合医的な対応をしています。研修医も救急で初期対応してから入院、退院後の外来まで診療にあたることになります。中小規模の病院ならではの全人的な、継続的な医療を経験・学習・実践することができます。

 院内ではベテラン医師のもとに、後期研修医、初期研修医、研修に来ている学生でチームを作り医療にあたっています。各科のカンファだけではなく、研修医主体となるカンファで他の研修医がどのような経験をしているかをみながら切磋琢磨できる環境をつくっています。シミュレーションセンターでSimManを使ったり、消化器内視鏡の練習をすることもできます。

 院外研修では地域医療振興協会のネットワークを使って、北海道から沖縄まで各地の、都会の病院から離島の一人診療所まで幅広い研修を行えます。主な研修先の東京ベイ・浦安市川医療センターでは欧米式ERやhospitalistとしての研修を、EBMを強く意識しながら行います。月単位の地域研修だけでなく、各科ローテーションの合間にいろいろな医療に接する目的で、地域の診療所に1週間単位での研修に出ることもできます。

 業務外に目を向けると、院内に温泉があり、宿舎にも温泉があります。温泉地伊東のいいところです。海もあり山もあり食にも恵まれています。田舎と思うかもしれませんが、東京まで1時間半強で行けるので、研修も学会も娯楽も対応できます。

 「幅広い症例を経験できる」、「住民も看護師さんもやさしい」と当院を経験した医師みなから言われます。決してラクな研修ではないと思いますが、経験を積めることは保証します。楽しく効果的な研修になるよう協力しますので、見学だけでも来ていただければと思います。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。

 

【お問い合わせ】

伊東市民病院

電話:0557-37-2626