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更新日:2014年5月16日
こんにちは。
はじめまして、焼津市立総合病院総合診療内科の大島一憲と申します。
私は初期臨床研修を東京大学の研修プログラムで行い、協力型として2年目から焼津で研修しました。そのまま総合診療内科の後期研修医として焼津に残って勤務しています。
初期研修先として焼津を選んだ大きな理由には、一つは焼津で研修した先輩医師たちの評判がすごくよかったこと、もう一つは救急外来はじめとして研修医が診療の中で活躍できる場が非常に多く、できることがたくさんあるということがありました。
実際に研修してみた結果その通りで、手厚い指導の下で数多くの経験を積むことができたと思います。また、それ以上に驚いたのが非常に仕事をしやすい環境であり、それはきっとどの職種の方々も自分の仕事に妥協しておらず、いかに患者さんにとって最適な医療を提供するかという点に関して根底に共通の想いがあるからなのだろうと感じました。また、幸運にも総合診療内科の人数が増えて科としても盛り上がりつつある時期でもあり、患者も多く非常に多岐にわたる疾患を経験するチャンスに恵まれました。
後期研修の場を考えた時の話ですが、私は内科を専攻し、将来的には内分泌代謝内科医の道に進んでいきたいということはだいぶ前から決めていました。しかし、後期研修をどのような形で行うかはあまり明確なビジョンはなく、内科を幅広く学習できればよいなぐらいにしか考えていませんでした。初期臨床研修を進めて行く上で、内科の奥深さや学習しなければいけないことの多さを感じ、専門分野に進む前に、内科一般というものをもう一度根本から学び直す必要があるのだろうと痛感したことと、今まさに勢いのある焼津の総合診療内科であればそれが可能と確信したことで、後期研修も引き続き焼津で行うことを決定しました。
この4月から晴れて総合診療内科の一員として仕事をすることとなり、新鮮な気持ちで新しいスタートをきりました。担当医から主治医へと変化し、今まで以上に医師としての責任を強く感じていますが、それと同時に診療のやりがいを実感して仕事に臨めています。静岡県での研修を考えている皆さんには、是非一度見学に来てその雰囲気を肌で感じていただくことをお勧めします。内科医として一緒に仕事ができるのを楽しみにお待ちしています。
平成26年5月 焼津市立総合病院 後期研修1年目 大島 一憲