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更新日:2015年3月6日
今回、ふじのくに地域医療支援センターの「先輩医師からのアドバイス」について執筆させていただくことになりました。
まず簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は神奈川県横浜市に生まれ高校卒業まで横浜市に住んでいました。高校卒業後、浜松医科大学に進学するのを機に初めて静岡県に足を踏み入れました。大学卒業後は初期研修の地として静岡県を選び、現在静岡市立静岡病院で研修させていただいてます。
私が初期研修の地として静岡県を選んだ理由ですが、静岡という地が住みやすく、ストレスを感じにくい環境であったからです。
大学6年間を経て、静岡県は比較的温厚な人が多く、地域の繋がりが強いと感じました。また、常に遠くに富士山が見えたり、車で少し行けばバーベキューに最適な一級河川があったりと自然が豊富という面でも魅力的でした。
初期研修に選んだ静岡市は、自然も豊富な一方で割と栄えており、ショッピングや居酒屋には困りません。朝電車で通う必要がないというのも大きな要素でした。基本的に徒歩か自転車で行ける範囲にすべて揃っており、利便性が良く、忙しい研修の間でも余計な時間をかける必要がありません。都会と比べ研修医も適度な人数で、症例の取り合いがないというのも一つの理由でした。静岡市は地酒、刺身がとてもおいしいです。初期研修の地として静岡県は自信を持ってお勧めできます。
その中でも静岡市立静岡病院を選んだ理由ですが、まず立地条件が良いことを挙げておきます。前述のとおり利便性が良い静岡市の街中に立地しており、大変便利です。また、救急業務に力を入れており、基本的に救急では患者を断らないという理念のもと、非常に豊富な症例を経験できます。当然First touchは研修医がやらせてもらえますし、すぐに上級医に相談できる環境にあるため、初期研修で最も身につけるべき救急対応の技術は十分習得できると思います。
これほど環境に恵まれている静岡県ですが、静岡県は深刻な医師不足にあります。
静岡県での初期研修を考えているみなさん、ぜひ静岡県で一緒に働きましょう。
平成27年3月 静岡市立静岡病院 初期研修医1年目 笹原太志郎