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更新日:2013年8月2日
みなさん初めまして。静岡県立総合病院の初期臨床研修医2年の竹内洋平と申します。今回、ふじのくに地域医療支援センターの「先輩医師からのアドバイス」について執筆する運びとなりました。
まず簡単に自己紹介させていただきます。
私は静岡県静岡市(旧清水市)生まれ、高校卒業後に慶応義塾大学に進学するまで、静岡で育ちました。大学卒業後には初期臨床研修の地として静岡を選び、現在、静岡県立総合病院にて勉強させていただいております。
大学在籍中に静岡県医学修学研修資金が設立され、医学の道以外に大きな労力を割くことなく、勉学に励むことができました。世間に数多ある奨学金・支援金の中でも、静岡県が我々に期待し出資してくれる額は非常にありがたいものであり、医師のキャリアの上で大きな制限になるものではないと感じております。この奨学金は、静岡で将来的に研修もしくは仕事をしていく希望のある方は利用して損のないものであると思います。
また初期研修をする場所の選択に難渋し、初期研修医という医師として巣立つ重要な期間を、医師不足が目立つ静岡県において過ごしてよいものか迷った時期もありました。しかし、自分をそだててくれた地域に対し、力不足ながら医療という形で恩返ししようと考え、静岡での研修を選択しました。静岡県立総合病院では、本年度より救命救急センターが設立され、各科協力の下、より一層臨床医学を発展させております。静岡県内でも、ここまで各科が揃っていて、かつ人材にも恵まれた病院は数少ないと思います。
医学生の皆さん、同じく初期研修医の皆さん、私より人生経験豊富な先輩方にお伝えしたいのは、都会でなくても静岡という地では充実した仕事(もしくは研修)が可能であるということです。医師としてのキャリアを積む場として静岡県は申し分ないところであり、症例も非常に多彩かつ豊富です。世界遺産登録された富士山と駿河湾に囲まれた街、静岡で皆さんも一緒に働きませんか。静岡県立総合病院で働いてくれる方はさらに大歓迎です。
ぜひぜひお待ちしております。
平成25年8月 静岡県立総合病院 初期臨床研修医2年 竹内 洋平
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