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更新日:2014年5月2日

静岡医療センター 初期研修医2年 伊藤 祐介 先生

 皆さん、初めまして。静岡医療センター初期研修医2年の伊藤祐介と申します。縁故の無い駿東郡清水町に赴任して半年、諸先生方をはじめスタッフの方々に快く迎えて頂き、大きなストレスも無く充実した日々を過ごしています。

 まず簡単に自己紹介させて頂くと、私は生まれも育ちも静岡県で、大学も静岡県の浜松医科大学の出身です。初期研修の最初の6ヶ月を出身大学で過ごした後、たすき掛けで静岡医療センターで研修させて頂いています。

  静岡医療センターは、医療過疎の叫ばれる静岡県東部に於いて、「循環器・がん・救急・総合診療」の4本の柱を中心に揚げ、急性期医療を担っています。とりわけ循環器疾患に関しては、県東部の地方循環器病センターとして、common diseaseから急性大動脈解離や腹部大動脈瘤破裂といった緊急性の極めて高い疾患まで、幅広くかつアクティブな医療を行なっております。

 また、東海地震の危険にさらされている静岡県の病院として、ICLSやJPTECといった外傷や救急分野の数多くのセミナーが病院主導で催され、スタッフの育成に努めています。

  もう一つの特徴として挙げられるのが、「良質な医師を育てる研修」です。これは静岡医療センターを含め全国144の病院からなる独立行政法人国立病院機構が主導する研修セミナーであり、呼吸器や循環器、小児、神経といった各診療科別の研修の他、CV留置や腹腔鏡といった手技に関するものまで幅広く取りあげられています。全国の機構所属の病院から指導者、研修医共に集まることから、1つの病院の中にいては知り得ない多くの先生方の考え方や技術を学ぶことができます。自分と近い年齢の医師の参加も多く、自分に足りないものを他者と比較し確認したり、学んだりするにも良い機会となります。

  以上に加え、医療スタッフの垣根の低さも当院の長所と思われます。フットサル大会やマラソン、BBQなどが開催され、科や職種の区別なく交流がされています。研修医が参加すれば可愛がられること必至です。

 静岡医療センターは、楽しくかつアクティブな研修ができる場です。静岡の医療の新たな担い手を、スタッフ一同心待ちにしております。

 なお、静岡医療センターでは、医学生・研修医の方の見学を随時受け付けています。交通費を支給する制度もあります。土日や夏休み等の機会を利用して、ぜひ一度見学に来てください。

伊藤祐介

平成26年5月 静岡医療センター初期研修医2年 伊藤祐介

<見学者連絡先> 静岡医療センター管理課

 電話055-975-2000 

メール 310sy01@hosp.go.jp