ホーム > 医学生の方へ > 先輩医師からのアドバイス > 東部エリア > 富士宮市立病院 初期臨床研修1年目 篠原北斗

ここから本文です。

更新日:2014年10月17日

富士宮市立病院 初期臨床研修1年目 篠原北斗 先生

  みなさん初めまして。富士宮市立病院の初期研修医1年目の篠原北斗と申します。

 まず簡単に自己紹介をさせていただきます。

 私は富士宮市出身で小中高と富士・富士宮で過ごしてきました。大学は福井大学を卒業し、故郷である富士宮市の病院で4月から研修をさせていただいております。

 現在当院の初期研修医は私1人です。最初は不安もありましたが、「研修医室」では私1人ではなく5年目までの後期研修中の先生方7名と机を並べ、若い先生ならではの初期研修に関するアドバイスをしていただいたり、大変勉強になっております。また研修のプログラムも柔軟に対応していただいたりと、研修医が少ないことのメリットもたくさんあると感じ始めています。

 このように当初の不安も解消され、充実した研修生活を送っております。

 次に当院の特徴を挙げたいと思います。まず、大規模病院と比べて細分化されていない分野がありますが、それが研修する上でメリットでもあると思っています。例えば腎臓内科ローテーション中に呼吸器や代謝・内分泌疾患などの症例を経験することができ、総合的に病態を見る力がつくと思います。

 次の特徴として、医師同士だけではなく他の職種のスタッフとの関係も良く、気軽に聞いたり教えたりできる雰囲気があります。例えば月1~2回開催される総合臨床カンファレンスという、各科の先生にそれぞれの科の日常診療について講義していただく場がありますが、医師以外のスタッフも多数参加しており、病院全体で医療の質を上げていこうという姿勢がうかがえます。

 このように当病院は研修を受けたり医師として働く環境は整っており、さらに自分次第でいくらでも可能性を広げることのできる病院だと思います。

 当院に関心を持っていただいた方々だけでなく、研修医が少ない病院、小~中規模の病院での研修を考えている方々の参考になれば幸いです。文章だけでは伝えきれない部分もたくさんありますので、是非一度見学にいらして下さい。お待ちしております。

 

富士宮市立篠原 平成26年10月 初期臨床研修1年目 篠原北斗