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更新日:2014年2月7日
三島社会保険病院は東京医科歯科大学のたすき掛けのプログラムで、1年目の初期研修医として来ることができます。163床と小規模であり、医師の数も多いとは言えないですが、その分診療科ごとの垣根が低く、一通りのcommon diseasesを経験することができます。
私は京都出身で育ちはアメリカ、横浜なので静岡には縁もゆかりもないのですが、三島を大事なキャリアの始まりの研修先として選んだ理由としては、①小規模であるからこそ否が応にも自分が戦力としてカウントされてしまうため、責任感を持って研修に励むことができると考えた②研修医が少ない分、症例や手技の奪い合いが発生しにくい環境であろう③恐らく都会よりも気質が穏やかであると推測されるので、社会人としての生活に適応するという最低限だが実は容易でないノルマも達成しやすいであろうと期待した④研修の結果どう自分が変化するかは結局自分次第であり、どうせなら自然に囲まれた良い環境で自分のペースで研修したかった、等々、他にもいくつか理由はあるのですが字数の制限上これくらいにしておきます。
1年目の研修の目標は達せられていると思っています。2月には1年の集大成として東海地方の内科学会で発表することになりました。「折角珍しい症例を経験して自分でマネージメントしたんだから発表してみなよ」と上級医との日常会話の中で偶発的に生まれた機会ですが、今はチャンスを与えてくれたことにただただ感謝するばかりです。
どうしても研修医の人数が少ないため所謂同期会、みたいなものはありませんが、その分他職種の方とプライベートでも仲良くさせていただいており、仕事も楽しみながらできています。後輩に研修先として是非勧めたい環境です。
平成26年2月 三島社会保険病院 初期臨床研修医1年 狹川 玲
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