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更新日:2015年1月9日

伊東市民病院 初期研修医2年目 鄭瑞雄 先生

 みなさん初めまして。地域医療振興協会伊東市民病院、初期研修医2年の鄭瑞雄(ジョンソウン)と申します。今回、ふじのくに地域医療支援センターの「先輩医師からのアドバイス」について執筆する運びとなりました。

  私は韓国出身です。韓国所在の医学部卒後、韓国医師免許を取得し、医師法に基づいた医師国家試験受験資格認定をもらい、みなさんと同様に日本医師免許を取得しました。

 今回は、私が務めている伊東市民病院について紹介させて頂きたいと思います。当院は、伊豆東部の基幹病院として、伊東市に限らず伊豆の広い地域から患者さんが集まります。そのため、軽症から重症まで幅広い症例が多いことが特徴です。経験豊富な指導医先生の下、エビデンスを中心とした診療を屋根瓦式に学ぶことが出来ます。特に、救急外来症例の場合は、初診から入院、そして、退院後の外来フォローを通して、すべての過程にて初期研修医が積極的に参加できます。エビデンスに関しては院内全区域で、Uptodate®や、Dynamed®を含む海外文献検索が自由自在にでき、それを基盤とした症例検討会が、週1回行われる研修センターミーティングや、随時の指導医先生との情報交換時に可能であることから、常に考える初期研修医としての勉強に役立てると思います。

 また、院内シミュレーションセンターを自由に使え、エビデンスに基づいた知識を模擬患者症例へ適用しながら体験・学習できることや、気管挿管・中心静脈カテテル留置・上下部消化管内視鏡・産科シミュレータなどの最先端シミュレータを用いて、日常診療に対する手技の習得も可能であります。

 そして、院内には職員全員が自由に使える、温泉施設を備えていて、日中勤務や当直後の疲れた体を、24時間流れている温かい天然のお湯にて癒すことが出来ます。

 近来、総合診療の経験を求め市中病院での初期研修を望んでいる先生たちが増えていると言われています。当院は、豊富な症例に対するエビデンス中心の診療体験と、シミュレーションセンターを用いた手技練習が可能であり、その希望に最適な環境であると思います。みなさん、伊東市民病院で一緒に働きませんか。仕事後の院内温泉は格別な味があります。

 ぜひぜひお待ちしております。

伊東市民圏首位 平成27年1月 伊東市民病院 初期研修医2年目 鄭瑞雄