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更新日:2013年10月4日

静岡県立静岡がんセンター チーフレジデント 山川 雄士先生

  静岡県立静岡がんセンターの大腸外科チーフレジデントの山川雄士です。私は静岡県藤枝市で生まれ、高校卒業までを静岡県で過ごし、大分大学医学部を卒業後に愛知県にて初期研修を行い、外科医の道を志すことを決めました。同じ病院での3年間の後期研修の後、「がん」を自分の外科医人生の柱としていきたいと考え、大学医局には所属せず、病院を探す中で静岡がんセンターと出会いました。

  全国トップレベルの手術症例数を有する病院でがんを学びたいと考え、当院レジデントとなりました。この3年間で私は食道、胃、大腸、肝胆膵、泌尿器と自ら希望するローテートを自由に組み合わせ、数々の手術を経験させていただきました。諸先輩先生方の神業ともいえる手技や、外科医としての手術に対する考え方を学びました。また、多くの学会発表や論文の作成もご指導いただきました。静岡がんセンターの医療の根幹ともいえる、患者さんを中心とする多職種チーム医療の実践は高度多様化するがん治療を行う上で、非常に重要になってきており、医師としてその一翼を担い、多職種の方々と連携することで「がん」に対する考え方の幅を広げることができました。

  なにより、同じ志を持ち静岡がんセンターに集まったレジデントは、負けられないライバルであり、かけがえのない仲間です。内科、外科を問わず、後期研修医を終えた同年代の医師が多く集まり過ごす日々は、私にとって非常に高いモチベーションを維持する原動力となりました。

  また、今年から静岡がんセンターと慶応大学との連携大学院制度が開始され、私は現在大学院生となり、臨床研修を行いながら、当院所属の研究施設にて基礎研究を行う機会を得ることもできました。このように臨床と研究を兼ね備えた施設で働くことは、医師人生の幅を広げるチャンスだと思います。

  今年、私は3年間のレジデントを終了し、大腸外科のチーフレジデントとして、さらに2年間の研修を開始しました。静岡がんセンターに来た当初から持ち続けている「がん」を深く学ぶ気持ちを変わらず持ち続け、「がん」の専門医を目指しています。

   医学生、初期研修医の皆さん。「がん」をより学びたいと考えている高い志を持った先生方と静岡がんセンターでともに働ける日を楽しみにしています。

   静岡県立静岡がんセンターチーフレジデント山川雄士先生  平成25年10月 静岡県立静岡がんセンター チーフレジデント 山川 雄士

お問い合わせ

所属課室:静岡県健康福祉部地域医療課(本部事務局)

静岡市葵区追手町9-6

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ファックス番号:054-221-3291