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更新日:2014年3月7日

伊東市民病院 初期臨床研修医1年 小林 聡史先生

 伊東市民病院の臨床研修センターに所属しております初期研修医1年目の小林聡史と申します。まずは自己紹介させていただきます。私は長野県の須坂市というところで生まれ育ち、新潟大学で大学生活を送りました。大学の友達から伊東市民病院を紹介されたのがきっかけで、静岡県で初期研修を行うことになりました。
 伊東市民病院の特徴を1つずつ述べていこうと思います。第1に250床という臨床研修指定病院の中では比較的小規模な病院であることです。大病院に比べて科も少なく医師数も多くはないため専門領域の治療については難しい面があります。一方で小病院であることから小回りが利くため、他科研修中でも手技などで呼んでいただいたりすることも可能です。
 第2に、救急症例の幅が広く、症例が多いことです。初期研修医は通年で、原則月に4回副直を行います。当院は、伊豆東部の基幹病院として、伊東市に限らず伊豆の広い地域から患者さんが集まります。患者層は高齢者が多く、内科疾患が半分以上を占めています。ですので、小児や外科疾患の救急対応を学ぶには少し弱いのですが、救急研修を行う東京ベイ浦安市川医療センターは小児や外科疾患がとても多く、院内での研修の弱点をカバーすることができています。
 第3に、臨床研修センターでは週に1回ミーティングを行っています。ミーティングの内容は事務連絡以外すべて自由で、特に決まったものはありません。最近は、私が提案させていただいた案が採用され、前の週の振り返りを全員で行っています。自分の体験を振り返ること、それを誰かに伝えて共有することはとても勉強になり、有意義な時間となっています。研修センターは人数も小規模で、その時にいる研修医によってカラーが変わります。積極性があればいろんなことを提案することが可能です。
 以上当院の3つの特徴を述べました。研修病院先を考える際に、参考になれば幸いです。

 伊東市民病院初期臨床研修医1年小林聡史先生写真   平成26年3月 伊東市民病院 初期臨床研修医1年 小林 聡史

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