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更新日:2015年2月5日
はじめまして。中東遠総合医療センター研修医の三上智と申します。
4月より地元である静岡県に戻り研修生活を送っています。改めて気候や人柄の穏やかな静岡県の居心地の良さを感じています。静岡県で臨床研修をお考えの方に当院の紹介をさせていただきたいと思います。
当院は2013年5月に、掛川市立総合病院と袋井市民病院が合併してできた新しい病院です。掛川市や袋井市をはじめとする中東遠地域の基幹病院であり、地域の急性期医療の中心として機能しています。
研修の面からやはり日当直を含む救急研修が気になるのではないでしょうか?当院には周辺地域に同規模の病院がないため数多くの症例が集まります。救急科のローテート及び日々の日当直業務で1年間もすれば一通りの疾患は経験できるのではないかと思います。日当直は患者さんの数が多く大変ですが、一例一例を大事に、気になる症例は上級医にフィードバックしてもらいながら、自分の経験値を高めていければと思っています。
また週1回朝に症候学や日当直で経験した症例を皆で共有する勉強会も開かれています。勉強会以外でも印象に残る症例に関してはその際の診断、対応の妥当性などに関して同期や先輩、上級医に相談し、あいまいなまま終わらせないことが大事だと感じています。
その他の研修も自ら積極的に取り組めば数多くの経験が得られると思います。当院は研修医の人数も大規模病院ほど多くなく、手技を行うチャンスも多いですし、上級医からの指導も受けやすい環境にあります。
また、コメディカルの方たちも皆親切で非常に働きやすい環境だと思います。最初は現場に出ても何をすればいいのかわかりません。国試で勉強した知識があってもいざ患者さんを前にすると何もできないことにすぐ気付くと思います。そんな時に助けてくれるのは上級医であり、看護師さんであったりします。また研修中に身につけるべき手技の一つであるエコーは検査技師さんに習うのが一番です。その他様々な職種の方がいますが皆研修医教育に協力的です。
色々書かせていただきましたが結局はどこの病院を選んでも自分次第だと思っています。そして当院には多くの勉強ができる環境が備わっていると思います。気になった方は、ぜひ1度見学に来てみてください。
平成27年2月 中東遠総合医療センター 初期研修医1年目 三上智