沼津市立病院 初期研修医2年 梶原大輔先生
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更新日:2013年11月15日
私が研修している沼津市立病院は、救命救急センターを備えた3次救急病院で県東部の基幹病院です。病床数・医師数ともに恵まれており、各科の雰囲気・他科との仲も良く研修先として申し分ないと思います。研修医に対する教育としては、研修医が当直や日直で経験した症例を発表し合う「研修医症例検討会」や、研修医に対して上級医が手技や知識を教授する「研修医セミナー」を定期的に開催しております。研修医症例検討会では互いの知識を共有しあうとても良い機会で、勉強に対するやる気につながります。研修医セミナーでは上級医が基本手技から専門知識までわかりやすく教えてくれます。研修医は東京・静岡・愛知・広島など全国から10名ほど集まっており、比較的少ない人数だからこそ仲良く研修生活を送っています。
私は大学6年間以外、生まれも育ちも沼津で、研修先は実家から近いところではなく大学病院や都内の病院で研修生活を送りたいな、と漠然と考えていました。しかし大学5年時に静岡県医学修学研修資金という奨学金制度を知り、それを活用しようかどうするか考える前に、当院がどのような病院なのか一度見た方がいいと思い、見学に行きました。病院見学での印象は、研修医と上級医とのやりとりの雰囲気がとても良く、忙しさの中にも仕事に対する楽しさを感じることができました。結局私は当院を研修先として希望し、雰囲気の良さから、仕事を始める前に3回も病院見学に行ってしまいました。
また、私は静岡育ちであるため感じることがないのですが、大学病院からの派遣で当院に来られる先生方がよく口々に「おいしいお店がたくさんある」、「住みやすい」、「季候が良い」とおっしゃっています。沼津からだと都内まで1時間ほどでいけますし、自然豊かで何よりも食事がおいしいです。
もしみなさんが当院に見学に来るようなことがあれば、病院全体で歓迎します。みなさんも私が経験したような思いを実感していただけるとうれしいです。
平成25年11月 沼津市立病院 初期研修医2年 梶原 大輔
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