静岡市立清水病院 病院長 藤井 浩治先生
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更新日:2013年11月15日
診療科は内科系・外科系各科と小児科、産婦人科など全30科で構成されており、様々な部門の専門家が連携し、高水準のチーム医療を提供しています。病床数は回復期リハビリ病棟55床を含む全500床です。
診断設備としてMD-CTやMRIなどの高性能画像診断機器が充実しているほか、院内に細菌検査室や病理検査室を有しており、迅速な感染症診断や病理診断を踏まえて、専門医の丁寧で実践的な指導の下に速やかに治療計画を立案できます。
未破裂脳動脈瘤に対しては病態に応じ、開頭手術(クリッピング術)と血管内手術(コイル塞栓術)を選択し脳神経外科と放射線科が共同で治療します。また、脳梗塞に対するt-PA治療や脳出血での定位脳内血腫除去術などに引き続き、高次機能回復に向けた早期のリハビリテーションを含む包括的治療が行えます。
整形外科には脊椎脊髄病学会認定指導医を始め各分野の専門医がいます。特に低侵襲手術に力を入れ、内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術(MED)や顕微鏡下選択的椎弓形成術などで良好な成績を収めています。
癌治療は手術療法、化学療法はもとより、侵襲が少なく効果の高い定位放射線治療が行えます。内視鏡部門では呼吸器内科の高周波スネアなどを用いた内視鏡的腫瘍切除術や気管支ステント留置術、消化器内科の早期の食道癌・胃癌や大腸腫瘍に対する内視鏡的粘膜切除術(EMR・ESD)などを学べます。また、肝細胞癌に対しては、ラジオ波焼灼療法(RFA)や経カテーテル動脈塞栓術(TACE)などの技術も取得できます。泌尿器科の腹腔鏡技術認定医から直接泌尿器腹腔鏡手術の指導も受けることができます。血液浄化センターは、腎不全に対する透析のほか、白血球除去療法(LCAP)や血漿交換にも対応しています。
当院は、36の学会認定研修施設に指定されており、各診療科に専門医が揃っています。また、日本医療機能評価機構の認定病院、災害拠点病院、地域医療支援病院の指定も受けており、地域密着型の医療を提供しております。
研修医の皆さんが多くの症例を通して第一線の病院で活躍するための知識や技術を、より早く、より実践的に習得をするのに必要な環境が揃っていますので、当院で研修してみませんか?
平成25年11月 静岡市立清水病院 病院長 藤井 浩治
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